暁 〜小説投稿サイト〜
転生者物語 in ハイスクールD×D
序章・舞い降りた戦士達
第二話
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created over a thousand blades.
幾たびの戦場を越えて不敗

Unknown to Death.
ただの一度も敗走はなく

Nor known to Life.
ただの一度も理解されない 』


だが、ボリスはこの呪文を知っていた。

「いかん!!」

直様、彼はハンドルを切って呪文の効果範囲外へ逃げようとする。だが・・・


『Have withstood pain to create many weapons.
彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う

Yet, those hands will never hold anything.
故に、その生涯に意味はなく 』


「くそっ!間に合わない!!」


『So as I pray, UNLIMITED BLADE WORKS.
その体は、きっと剣で出来ていた』


そして、呪文が完成した。




呪文が完成すると、彼らの周りの景色は無数の剣の突き刺さる荒野へと変わっていた。その空では巨大な歯車が回転している。

「何じゃここは!?」

ボリスから降りた玄が叫んだ。その時、二人の前に小さな影が現れる。

「二人とも、大丈夫か!」

それは、メイと一緒に小鳥遊姉妹の護衛をしているハズのNダガーだった。

「Nダガー!どうしてここに!?」

「嫌な予感がしたのでな。それより、この空間は何だ?」

二人に尋ねるNダガー。すると、そこへ二人の人影が現れた。

「貴様は!!!」

Nダガーはそのうちの一人が神居である事に気付き、刀を構える。そんな彼を見て、玄が聞いた。

「Nダガー。あいつらは誰じゃ?」

「金髪の方は知らんが、銀髪の方は先程の事件の黒幕だ。」

「何じゃと!?」

「なら、今度こそ逃がす訳にはいかないな。トランスフォーム!!」

Nダガーの話を聞いたボリスはロボットモードへ偏見し、銃を構える。その時、金髪の男…神奈が口を開いた。

「なるほど。お前に聞いた通り、これは何処からどう見てもトランスフォーマーだな。」

「ああ。しかも、肩のキャノン砲から撃つビームは下位とはいえ、堕天使を消し飛ばすほどの威力だ。」

神居がそう説明する。

「なるほど。だが、俺のゴライアス達に比べれば、雑魚だな。」

すると、神奈は周囲に無数の宝石をばら撒き、何処からか出したレイピアを振るい、呪文を唱えた。

「叩いて砕け。ゴライアス!!」

すると、宝石の周囲に岩が集まっていき、十数体のゴーレムが生み出される。

「さあ、行け!ゴライアス!!」

神奈が命じると、ゴーレム達は一斉にボリスへと向かって行った。

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