第二章 学園祭と......
第十四話 僕の罪
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....知り合いじゃ......!!」
そこで、気づく。
アレ?視界が――
そこで僕の意識は途切れた。
―☆―☆―☆―
眼を覚ますと、保健室のベッドの上だった。
「あ、気がついた?」
と、脇にいた保険室の先生に話しかけられる。
「えーっと、僕、どうして......」
「覚えて無いの? あなた、校長室で過呼吸起こして倒れたのよ?」
「そうですか......」
そして蘇ってくる。記憶。
そっか......二人に知られちゃったか......。
やっぱり......僕の居場所は......――
「あ、そろそろ四時半ね。私は少し用事があるからちょっと出るけど大丈夫? 」
え、四時半?
バッと時計を見ると、本当に四時半だった。
ヤバっ!!
「すみません、ちょっと病院に行かなきゃ行けないので......」
「そう。じゃあ行っても大丈夫よ」
「ありがとうございます。お世話になりました!!」
そう言いながらベッドから出て、「失礼しました!!」と行って保健室を出る。
こりゃ急がないと。
1度教室に戻ってバックを取る。(この時姫路さん達にいろいろ聞かれたが「ごめん、時間がないんだ」の一言で一蹴)
そして下駄箱まで行き、靴を履く。そのまま病院へダッシュ。
どうにか病院に着いた時は4:55分。検査の始まる5分前だった。
その後、急いで着替え、医師の言葉に従い、検査開始。
その後10分位掛かり、やっと検査が終了。
結果は大丈夫。いやーよかったよかった。
その後満足した気持ちで家へ帰る。
そしてそのままベッドへ倒れこむ。
そのまま寝ようとするが眠れる訳が無かった。
あのクソ教頭のせいで。
明久や雄二のあの眼を見てしまった。
......もう、僕の居場所なんて何処にもないのかもな......。
自嘲気味にフッと笑いながら眼を閉じる。
眼を開けたら何もかも夢であったらどれほどいいだろうな......。
いっそ......僕の存在だけ消えてればいいのに......。
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