暁 〜小説投稿サイト〜
原作に介入=生 不介入=死 何だ!この世界は!
13話
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はの役割は夕を倒すことではなく、夕の技を引き出し体力を使わせることがだった。さらに対戦を休みなく続けることで夕にエネルギー補給をさせなかった。

 結果、思惑通りに進み。夕の呼吸を乱れた状態に追い込むことに成功している。疲れている夕と体力に余裕あるの剣、どっちが有利なのかは言うまでもない。

「今回で終わらせてもらうよ。三河!」
「できるなら、どうぞご自由っに!」

剣は接近戦による短期決着を避けるために魔力を気にせず、遠距離技を連発する。夕は隙を見ては接近し、剣にダメージをじわじわ与えていく。しかし、残り体力が少ないためその動きにはいつものキレがない。 戦いが長期戦になる中、夕に剣の双頭剣の連撃が決まる。普段の夕なら鉄塊で防ぐが、ここで守りにエネルギーは使っては勝てるものも勝てない。その為、敢えて直撃を受ける。そして吹き飛ばされる前に剣に蹴りを叩き込む。その結果、両者が吹き飛ぶ。

「行くよ三河、奥義フェニックス降臨!」
「受けて立つ!風の神槍!」
 吹き飛ばされながら剣は渾身の魔法で巨大な不死鳥を繰り出す。夕も空気を乱し極限まで研ぎ澄して作った空気の槍を強靭な足で不死鳥目がけて蹴りだす。

中央で両者の技が激闘する。結果は…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
槍は不死鳥を貫き、壁に激突する。Sランクの魔導師の攻撃でも傷一つ、つかない訓練室の壁を風の槍は大きく凹ませるほどの威力をもっていたのだ。
勝者は夕なのか?………………………いや。

「まだだよ!フェニックス再臨!」

 貫かれたはずの不死鳥が復活したのだ。剣の奥義 <フェニックス降臨>の驚異とはその攻撃力以上にその再生能力にある。たとえ風の槍で貫かれようともかけらでも炎が残っていれば周囲に散らばった自分を構成する魔力をかき集め復活する。不死鳥の名に相応しい魔法である。不死鳥を倒したければ強大な砲撃で全身を吹き飛ばし再生不可能にするか、魔力結合に介入し結合を狂わせるしかないのだ。

「いけ!フェニックス!」

復活した不死鳥はその巨大な翼で相手を包み焼く。それで決着する。





















「すごい魔法だ。でもまだ決まらないな」
だが現実は厳しく戦いはまだ続くようだ。

 巨大な炎の不死鳥を夕は手刀で真っ二つにする。
「なっ!?でもフェニックスはすぐに」

一刀両断された不死鳥はそのまま霧散する。

「再生しない。どうして!?」

観戦室

「剣のフェニックスが再生しねぇ。どうなってんだ?」
「わからん。神谷になにかが起きたのか。
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