第一幕その一
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五人を快く迎えてくれました。
「いらっしゃい、今日も来てくれたのね」
「そろそろ来るんじゃないかしらって思ってたわ」
二人は五人の手をそれぞれ取って笑顔で言ってきます。
「それで今日は何処に行くのかしら」
「何をして遊ぶの?」
「それがなんです」
カルロスがオズマとドロシーにお話します。
「僕達オズの国に行こうと思いましたけれど」
「それでもなの」
「オズの国に来てもなの」
「具体的に何をするかは」
それはといいますと。
「まだ考えていなかったんです」
「オズの国に来てから考えようってことになりまして」
今度は神宝がオズマとドロシーにお話します。
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