オリジナル/ユグドラシル内紛編
第46話 コドモ目線
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に言っただけなのに。
ぽん。
頭に人の手が載った感触。咲は驚いて貴虎を見上げた。貴虎ははっとしたように手を引いた。
「すまない。妹の時の癖で」
「ヘキサに、こういうことしてるの?」
「あ、ああ……おかしい、だろうか」
狼狽えている。咲より倍以上の大人の男である貴虎が。咲はつい笑った。
「ぜんぜんっ。ヘキサいいな〜。あたし、きょうだいいないから、うらやましい」
「そう、か――そうか」
貴虎は安堵したようで、それがまたおかしくて、咲はくすくす笑いを止められなかった。
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