12話
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くれた人が進めてくれたドリンクなんだ。こっちにも同じものがあったときはさすがに驚いたよ」
「なんて名前の商品?」
「○○○○だ」
「すっすごい名前だね」
「俺もそう思う」
その後、夕は(見かけ悪いが)美味しい料理を完食して帰っていった。
「あっなのはちゃん。うん。今、三河君が帰ったよ。たぶんだけど三河君の弱点は だと思うんだ今度試して見て。どういたしまして。うん。お休み」
次の対戦日、今日はいつもと対戦の面子が違う。最後に剣がくるのは同じだが。先鋒はザフィーラ、次鋒にはなのはがでる。この二人との対戦回数は少ない。ザフィーラに至っては一度しか対戦したことがないのだ。
因みに対戦回数が多いのは1位シグナム、2位フェイト、3位剣である。
1位2位がいるのに参加しない。何かを狙っていると見てまず間違いない。
「盾の守護獣、参る!」
「よろしくお願いします」
先手は夕、ザフィーラに接近し破壊の拳を突き出す。ザフィーラはこれを完全に流して見せる。その後も夕が攻撃してザフィーラが受け流す状況が続く。ただし攻防のスピードはつり上がってきている。
「さすがはベルカの時代を戦い抜いた守護獣だ。こうも拳を流されると自信を無くしそうだ」
「心にもないことを言うな。まだまだ余裕だと顔に書いてあるぞ」
「ククッそうだな。だが前に戦ったときより俺のスピードについてこれてるな」
前回の対戦ではザフィーラの対応できないスピードの攻撃で下したのだ。
「テスタロッサに鍛練の相手をしてもらっていただけだ」
「なるほど、ならこちらも技を使わせてもらう。乱脚 巨牙!」
横に広い巨大な空気の固まりザフィーラに向かって放たれる。受け流すことは不可能な攻撃だ。
「盾の守護獣を侮るな。この程度耐えて見せる!」
常人なら壁に叩きつけられ、骨が砕けそうな一撃を防御シールドとおのが肉体で防ぎきる。
「次はこれだ」
夕は再度、接近し拳を繰り出す。拳のスピードは先程より僅かに遅い。ザフィーラなら避けるられる一撃である。 しかし先程の乱脚 巨牙により足に僅かにダメージがあるザフィーラはこれを受け流すことを選ぶ。拳は上手く流せた…はずだった。
「これは!?」
「考え事してる場合かぁ!」
夕は特殊な乱打で放つ。避けられないザフィーラはこれを受けるしかない。10発ほど受けるとザフィーラの両の腕がだらりと下がる。
「くっ力が!」
「終りだ!」
腕が垂れ下がったザフィーラでは夕の攻撃を防ぎきれず10分後、彼は倒される。10分もったのもザフィーラであったからだ。他の面子では3分持たなかっただろう。夕のやったことは拳の一撃一撃を振動波に変えてザフィーラの腕に叩き込んだのだ。伝わった振動によ
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