12話
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もらっていい?」
すずかの調べたいこととはいったい?
対戦会議の次の日。
夕はすずかの家にいた。
「どうして俺は月村の家でお茶しているんだ?」
「私が連れてきたからだよ」
ことの起こりは30分前、夕が学校の帰り道を歩いていると目の前に車が止まり、中からすずかが出てきたのだ。状況についていけずに呆然としていた夕をすずかは車に入れて自宅に連れてきたのだ。
「それて月村はなんで俺を連れてきたんだ?俺とあんたはほとんど面識が無かったはずだが?」
「なのはちゃんが三河君に勝つのに手伝いをしようと思って」
「なるほどな。それでどうやって手伝うつもりだ?」
「三河君を観察することにしたんだよ」
魅力的な笑顔ですずかは笑う。勘違いしてしまいそうだ。しかし、夕はすずかが自分に好意をもっていないのは百も承知なので何も感じない。
「観察ね〜…月村一人なのは意外だな。それならバニングスも来そうなものだが」
「なのはちゃん逹に聞いた三河君の性格だとアリサちゃんとは相性悪そうだから」
「言えてるな」
感情の起伏が激しいアリサと常に淡々としている夕ではアリサがすぐに怒りだして会話にならない。
「それで俺は何をすればいいんだ?」
「今日1日、私に付き合ってくれればいいよ。だめかな?」
「それはここに連れてくる前に聞いてくれ…まぁ今日は暇だからいい」
「それじゃあよろしくね」
その後、夕はすずかにつれられて町を回ったりしてた。服屋にも連れていかれ、服を選びも手伝わさせられた(剣に選んで貰えといったが他の異性の意見が聞きたいとのことで押しきられた)
そして現在は月村家で夕食を食べていた。
「うまいな」
「よかった。後でファリンにも言ってあげて。頑張って作っていたから」
「了解。それで俺の弱点は見つかったのか?」
「予想の段階だけど見つけたよ」
「そりゃよかった。次の模擬戦が楽しみだ」
そんな話をしていると次の料理が運ばれてくる。
「お待たせしました。ファリン特製○○で〜す」
「なん…だこれ?」
次に出てきた料理は下手物と呼ばれそうな見かけだった。
「はやてちゃんから三沢君が下手物好きだって聞いたからファリンにお願いして作ってもらったの」
「(あのエセ関西人。出鱈目な情報流したな)そうか…ありがとう」
夕は僅かに顔をひきつらせるがすぐに食べ始めた。すずかは表情の変化に気づいて
「やっぱり三河君はゲテモノが好きってわけじゃないんだね」
「八神が大げさにいっただけだ」
「そっか、それじゃあ試合の合間に飲んでる飲み物って三河君のオリジナルドリンクなの?」
「いや、市販のドリンクだ」
「美味しいの?」
「微妙だな。あれは俺を異世界で鍛えて
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