暁 〜小説投稿サイト〜
SAO 〜青の剣士達〜
第2部 ALO
33話 ALO最強vsSAO最強
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リーファもそれにつられて上を見る
太陽に重なるように一人の人物
その手には二振りの剣を持ち飛ぶ黒い影
姿は違えども、その姿はかつての面影を連想させる

「リーファ、よく見ておきなよ。あれが兄さんの本当の実力。
SAOで名をはせた最強のソロプレイヤー<<黒の剣士>>キリトだ。
そしてSAOプレイヤーの頂点に君臨する剣士の姿を」

「お兄ちゃんがSAOの頂点?」

「そう。SAOをクリアした張本人」

兄さんは真っ直ぐ降下してくる
ユージーンさんが気がついたときにはもう遅い
ここからは兄さんの独壇場だ
あの剣達を手にした兄さんに勝てるのはもう誰もいない
ALO最強など兄さんの足元にも及ばない事を思い知らせてやれ!
と普段考えない事を考えてしまった

兄さんの剣は速度を増す
ソードスキルは無くとも、あの速度を出せる兄さんに感心する

「あの軌道だと、スターバースト・ストリームかな」

兄さんの十八番
二刀流の中でもっとも多く使っていた技
そして時々織り交ぜられる数々の片手剣のスキル
アシスト無しでも体に染み付いているんだろうな......
と感心せざるを得ない


「すごい.....」

周りもその圧倒的な剣術に声も出ない
ユージーンさんはそれをだんだんと防げなくなってきた
時々、魔剣グラムの特性が発動するが、それも一本目をすり抜けた事で二本目はすり抜けられない
どんどんと、ユージーンさんが追い詰められ、ついにHPはゼロとなり、リメインライトと化す
兄さんはいつもの通りに左右に剣を振り払い、背中に収めていく

「えっと......だれか蘇生頼む」

兄さんの声に我に返り、ユージーンさんは蘇生された
周りは歓声を上げる
ユージーンさんは立ち上がり兄さんと握手する

「見事だった。貴様は俺が見た中でも最強の剣士だ」

「そりゃどーも。それで認めてくれた?」

「ああ。こちらにしても四種族とは事を荒立てる気は無い。帰るぞお前ら」

ユージーンさんはサラマンダーの人たちを連れて帰って行く
兄さんはこちらに向かってきた

「ふう。意外と疲れたな」

「でも、楽しそうだったね」

「まあな.....タクヤ、リーファ.....さっきのはどういう事かな?」

「あ......えっと......」

「まったく......事を荒立てて......」

「でも、そのうちああなることは分かってたでしょ......」

「確かにな」

僕達は笑い始める

「えっと.....どういうことだか説明してもらいたいんだが......」

僕達はサクヤさんに事情を話す
サクヤさんは驚きつつも力を貸してくれると言ってくれた
もちろんアリシャさんも手助
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