暁 〜小説投稿サイト〜
SAO 〜青の剣士達〜
第2部 ALO
33話 ALO最強vsSAO最強
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をするとは.....いいだろう。
貴様が俺の攻撃を三十秒耐えたら貴様を大使と認めてやろう」

「ユージーンさん、それでいいんですか?言っておきますけど、彼は――兄さんは僕達より強い」

「そうよ!お兄ちゃんのほうが何倍も強いんだから!」

「あの.....タクヤ....リーファ.....そこまで言わなくとも.....」

「「兄さん(お兄ちゃん)を侮辱されるのは弟(妹)としてむかつく!」」

「な、なんとも息の合った発想で.....」

僕達の会話に周りが静かになる

「に、兄さん?」

「まあ、リアルで弟と妹だ。大変、サラマンダーにはお世話になったようで......」

そういう兄さんは笑ってはいない

「君達より強いとは......面白いな......首を取る事にするよ」

「タクヤ、リーファ、余計な事を」

「大丈夫!一万人の頂点である兄さんが負けるはず無い!」

「その自信はどこからです?」

「分からない!」

僕の答えに兄さんがずっこける

「ま、まあいいや。それじゃ、やろうか」

ユージーンさんは魔剣グラムを抜き、構える
兄さんもエリュシデータを抜き、いつもの体制へ

「そんな剣見たこと無いな......」

「当たり前だ。これは俺の愛剣だからな......しばらくは様子見させてもらう」

「ずいぶんとなめられたものだな....行くぞ!」

黒と赤...........二つの色が混じる

「なにあれ......すごすぎ......」

隣のリーファがつぶやく

「まだ、兄さんは本気出してない.....その証拠に兄さんはまだあの剣を抜いてない」

「あの剣?」

「そのうち分かるよ」

魔剣グラムの特性が発動し、エリュシデータをすり抜ける
兄さんは驚き、ダメージが入る

「何だよ?その能力......」

「この剣の実力を見てもなお本気を出さないつもりか?」

「いや.....そろそろ、行かせて貰うよ」

そう言った兄さんの気配ががらりと変わる
周りはその気配に圧倒され、一歩下がる
もちろん、ユージーンもだ

「これからが、兄さんの本当の実力」

僕の言葉に押されるように兄さんは駆け出す
ユージーンさんはそのスピードに驚きつつも剣を止める
二人はいったん離れる
兄さんは魔法を発動させ、周りが黒い靄に覆われる
その時かすかに見えた
兄さんがあの剣を取り出しているのを
ユージーンさんは魔法で靄を切り払い兄さんがいた場所へ駆け出すが兄さんはそこにはいない

「逃げたのか!」

誰かが叫んだが僕達は否定する

「「兄さん(お兄ちゃん)が逃げるはず無い!」」

僕はふと思いついて上を見る

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