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春から秋に
第四章
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なり危ない。しかもそこから水が入ってしまう危険もある。だから言うのだ。
「だから今のうちに」
「けど」
 そのお爺さんにだ。お婆さんは心配する顔で言った。
「危ないですよ」
「この嵐じゃ危ないか?」
「危ないですよ。ですから」
 だからだというお婆さんだった。

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