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従兄弟はティーチャー
1話
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とゲームセンターから出た時、また人に話しかけられた。それも最悪なシチュエーションで。
「ねぇ君、僕たちにお金かしてくれない?」

そうして、3人の不良によって連れて来られた路地裏で囲まれた私はどうしようかと頭をひねっていた。走っては…逃げられない。助けは…呼べそうにない。お金は…あげたくない。どうしようもないなー。さっきまで運が良かったのに、使い果たしちゃったかなぁ。
「僕たち、黄山から来たんだけどお金なくなっちゃって困ってるんだぁ。」
「だから、お金かしてくれないかな?」
「ねっ?君もお家に帰りたいでしょ?」
「いや、お金待ってないんで。」
「嘘は良くないなぁ。ちゃんと知ってるんだよ?」
「あ、勘違いしないで下さい。あなた方に渡すお金がないと言ってるんです。」
「なんだと!!」
「言わせておけば、てめぇ!」
殴られるな、そう思った。けど、私が殴られることはなく、逆に不良たちが空に舞っていた。
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