8円舞曲ーナチュラル(半音上がっているまたは下がっている音を元に戻す。)
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「スノー!スノー!」
声が聞こえる。なんだ?この野太い声全く誰だよ?うるさいな…
「うるさい!燃える闘魂この一撃に!♪」
「ぐはあ??」
起き上がる瞬間に僕の会心の一撃、右ストレートが飛ぶ。そしてその右ストレートがクラインを捉える。
盛大に吹っ飛ぶクライン。あ、不味いなこれ…
「ごめんね、クライン…右ストレートじゃなくて左にすれば良かった…」
「謝るところそこじゃないからな??つーか、殴ること前提なの??」
あれ?おかしいな…ちゃんと謝ったはずなのに…あとなんだ?この何か忘れてる感覚…何か答え合わせしてた感覚は…
「まあ、いっか!」
「良くないけどな??」
「んでクライン、キリトはどうした?」
「スルーかよ…キリトは…ん。」
クラインが親指で奥の方を指す。見ると、あ、キリトがアスナの膝枕で寝てる。ってことは…
「キリト〜大丈夫か!」
「(この空気を読めないスノー…お前が大丈夫か?)」
なんかクラインの心の声が聞こえたような…まあ、いいや。ん?アスナが残念そうな顔してる…何故?
「俺は大丈夫だ…俺たち倒したんだな…軍のやつらは?」
「ああ、なんとかボス部屋を出て転移結晶で帰った。」
「そうか…」
「というかなんだよ!お前ら!あの技は??」
「エキストラスキル『二刀流』だよ」
「僕は武器の特殊スキル『奏剣』だよ〜」
クラインがスキルについて説明しろとうるさいので説明した。まあ、簡単に言うとキリトの二刀流は両手で一本ずつ片手剣が使えるが使えるらしいね〜専用ソードスキルもあるみたい。
「ちなみに僕のは音楽記号を言えばその意味どうりにソードスキル、武器のダメージが変化するんだ。」
「んじゃさっきのぐらーべとかは…」
「グラーヴェな…あれは音楽記号で重々しく、という意味なんだよ。だから僕のアリオーソが”重々しく”なってダメージが増えたってわけだよ。ちなみにビスが2回繰り返すという意味の音楽記号だから、ソードスキルも2回繰り返したわけさ。」
「なるほどな…って事はそれチートスキルじゃねえか??」
「もちろん弱点はあるよ。まずソードスキル一個につき、一個しか音楽記号は付けられない。重々しく二回連続攻撃!なんてことはできないんだ。さらにアリオーソ自体の攻撃力が低いことなんだ。これが一番のポイントで中層レベルの武器だから、元々の攻撃力が低い。つまりスキル使ってようやく今の最前線で戦えるレベルだからもっと上にいったら武器が追いついていかないのが現状なんだよね…」
「スノーが…そこまで考えている…だと…?」
「クラインうるさいぞ〜!まあそんなこんなでキリト!アスナ!僕とクラインと風林火山は先に次の層アクティベートしてくね!」
「ああ分かった。」
「分かったわ。」
「おい
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