第六章
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「俺は警官だぞ」
警官が嘘を言うか、こうも言ってやった。
「だからな」
「じゃあ信じさせてもらうわね」
「背中のことは気にするな」
また隠して言った。昨日あったことは。
「じゃあそういうことでな」
「ええ、働くから」
妹も微笑んで応えた。俺はそれからは妹が新宿で働くことについて何も言わなかった。そしてだ。
俺も新宿で警官を続けていった。妹がいるその場所を守る為に。今もそうしている。
ミッドナイトシャッフル 完
2012・1・4
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