暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 力ある者
旧校舎のディアボロス
イッセー初めての彼女
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す!私と付き合ってください!!」

今度こそはっきり聴き取れた。――って……えぇぇぇ!!!!?俺いま、告白されたのか?告白されたのなんて、人生始めてだよ!家族以外、親しい女の子なんて……今までいなかったから告白されるなんて、一生無いと思っていた!!

「……あのぅ?」

 あ〜そうだな。返事か……しなきゃマズいよな。人生初めての告白だし可愛い娘だからOKしよう!!

「その前に……理由を、よかったら聞かせてくれるかな?……無理ならいいんだけど……」

「……そっ、それはですねっ……先ほどの剣道の試合を見てて、その……め……れして……」

「ん?一目惚れって言ったの?」

「っ!!は、恥ずかしいな……女の子にここまで言わせないで下さいよぅ」

……顔真っ赤にしてる。うん、そろそろ返事してあげようかな。

「OK、いいよ。俺は兵藤 一誠。よろしく」

「……!!あわわぁぁ!!私は、天野 夕麻です!よろしくお願いします!」

俺は、夕麻ちゃんとメアドを交換して帰宅した。

                    D×D

「……何もなかったな」

俺は、イッセーに接触した女性『天野 夕麻』の行動を、ビルの屋上から白眼で見ていた。

――イッセーも帰路についたし、俺も帰るか。

トンッ!タタタタタタ――。

十数階あるビルを走って降りる。もちろん壁面を。

タンッ…タンッ――。

誰の目にも留まらぬ速さで俺は走る。

帰路についたイッセーの後方にある自販機の陰に隠れ、気配を消してイッセーの後をつける。

ガチャ――。

「ただいま〜」

玄関に入っていくイッセーを確認した俺は、近くのコンビニへ行く。

――手ぶらじゃ、甘いもの大好きな龍巳と白音に怒られるからな。

菓子を大量に買って家の中に入った。

「ただいま〜。龍巳、白音、菓子買ってきたぞ〜」

中に入ると同時に、龍巳と白音に菓子袋を持っていかれた。

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