第二十五話
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緒にいられると思ったら……イッセー君は色々な人を守ってすごい力をつけていた。私も守りたいって思ったけど……私なんかじゃ守れないって実感しちゃった」
思い出すのはこれまでのイッセー君との思い出……。
「でも、イッセー君は今までたった一人で頑張ってきた。おじ様とおば様が死んじゃったって聞いた時もイッセー君は泣き言を言わずに頑張った」
「だから、今度からイッセー君にも知ってほしいんだ。イッセー君は一人じゃない。私たちがいるんだよって……だからイッセー君を守る力が欲しい、イッセー君の事、大好きだから!!!」
私は改めて自分がイッセー君の事を好きだと実感した。
だって思い出すのはイッセー君との楽しい記憶だもん……。
だからイッセー君には苦しんでほしくない。
イッセー君を守ってあげたい!
『…………貴女の気持ち、しっかりと受け取った。やっぱり、恋する乙女は強い』
そう、彼女は抑揚のない声で言ったけど……その顔には喜びが見えた気がした。
『貴女になら託せる……この力、決して間違った方向に使わないでね』
そう言うと光が私を包んだ。
SIDE OUT
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