第一話
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ゃない
「私のターン!」
デッキに手を添える、そして引き抜く
「ドロー!…よしっ!」
私の大切なカード達が、私に応えてくれる
その瞬間がとても好きだから!
「私は『探索獣ユーノ』を生け贄に…来て!『レイジングハート』!」
『レイジングハート』
☆6 光属性 魔法使い族
攻撃力1500 守備力2300
『探索獣ユーノ』が残した緑光の中で表れる、桜色のローブを纏い金の杖と長髪を持つ女性
これが私の切り札!
「行くよアリサちゃん!『レイジングハート』で攻撃!アクセルシュート!」
「ちょ…攻撃力…1500で攻撃?」
アリサちゃんが怪訝な顔をする当然だよね
「勿論、意味はあるよ!『レイジングハート』の効果、このカードが戦闘を行ったカードは破壊されるんだよ!絶対にね!」
『レイジングハート』の杖から生まれる光球がアリサちゃんのドラゴンを貫いていく
…ダメージ計算は適用するから
本当なら攻撃力3400のモンスターに1500でバトルを仕掛けた時点で私はアッサリ負けちゃうんだけど
ユーノ君の効果で大丈夫
そして、『レイジングハート』の攻撃が終了する
「ふん…生け贄召喚してまで出すようなカードじゃないわね」
ストロング・ウインド・ドラゴンが消えても余裕を崩さないアリサちゃんは、同じく攻撃終了と一緒に消えていく私の切り札をみながら呟き、私を見る
これでターンは終了?
とでも言いたげに
うん、もう終わりだよアリサちゃん!
「いくよ!トラップカード発動!」
伏せていた『リビングデッドの呼び声』をオープンする
墓地のモンスターに装備することで特殊召喚出来る、死者蘇生を持ってない私の切り札!
「げ?!」
見物生徒A「そっちはあるんだ…」
あるんだよ!…光ってないけど
見物生徒B「まぁ、最近はすぐ割られるけどね」
見物生徒C「別に弱くはないだろ…俺はいれないけどな」
なんか、言われちゃってるけど気にしないよ!
「もう一度!私に応えて『レイジングハート』!」
再びフィールドに召喚される魔法使い
その杖に宿る光りはさっきよりも強い
「ふ…ふん…たかが攻撃力1500…!」
「特殊召喚されたからレイジングハートのもう一つの効果を発動するよ!このカードが特殊召喚された時、レベルが1つ、攻撃力が1000上昇します!」
レイジングハート
☆7 光属性 魔法使い族
攻撃力2500 守備力2300
「え…って、事は…!」
余裕だったアリサちゃんの顔が焦りに歪む
だって、まだバトルフェイズは終わってないもの!
「何度だって貫くよ!レイジングハートの攻撃!ディバインバスター!」
「ぎ…きゃぁああ
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