暁 〜小説投稿サイト〜
なのはさんがデュエルアカデミアに入学したようです
第一話
[5/8]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話
ドラゴンの攻撃力を半分上乗せするわ!」

ストロング・ウインド・ドラゴン
☆6 風属性 ドラゴン族
攻撃力3400

「そして…同じ攻撃力なら破壊されない効果もあるのだけれど、必要ないわよねぇ?」

み…三つも効果があるなんて反則じゃないかな…?

「格の違いを思い知りなさい!バトルよ!ストロングハリケーン!」

「きゃああああああああああああっ!?」

高町なのはLP3500→100

ダイレクトアタックだから、ドラゴンの攻撃が私にも直撃する
ソリッドビジョンだってわかってる…けどこの迫力は駆け出しデュエリストである私の足を震わせるには充分過ぎるほどに恐い!


「ターンエンド、さぁ貴方のラストターンよ!」

アリサちゃんの言うとおり、このターンで何とかしなきゃアリサちゃんの攻撃で終わっちゃう

「…ぅ」

そうしたら、またさっきのような恐い思いをするのかな…?
まだ、足がすくんでる

「また、悲鳴をあげたくなければ降参しなさい…そしてこの学園から去ることね、たかが立体映像に泣き出すようじゃ、とてもデュエリストとしてはやっていけないわ」

「な、泣かないよ!」

一瞬、そうしようかな…と思った
だけど、駄目
今、逃げたら私はもうデュエルを楽しめなくなる
そんなのは嫌だから!

「私のターン!ドロー!」

ドローしたカードを伏せてターンエンド

「私のターン…いいわ、それじゃあ、これで終わりよ!」

ストロング・ウインド・ドラゴンの攻撃
貫通効果を持つ筈の攻撃が襲いかかる
だが

「届いてない?!」

さっきはモンスターを越えてなのはに直撃した風圧が彼女を避けるように吹き散らされていく

「私のモンスター『探索獣ユーノ』の効果…このカードは一ターンに1度破壊されない…そして、次の私のターンの終わりまで私へのダメージを無効にしてくれる!」

「な…どこまで面倒くさいのよ…あんたは!」

それは、今日出会ったお兄さんがくれたカード
フェレットに似た小さな体でドラゴンの一撃を受けきってボロボロになりながらも同時に溢れる緑光が私を守るかのように周りを漂う

ありがとう、君がいなかったら私、泣いてたかも
…強がってたけど、やっぱり怖かったから
だけど、もう大丈夫!

「ダメージ無効の効果はリバースしたターンから貴方のエンドフェイズまで?…1ターン生き延びただけじゃない」

うん、現状は変わらず大ピンチ
だけどユーノ君のおかげで私のやる気は120%だよ!アリサちゃん!

勝っても負けても

そんな風に思える程、私は大人なんかじゃないし
決闘するからにはやっぱり勝ちたい、負けたくない
だけど、私がデュエルを好きな一番の理由はそれじ
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ