第一話
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す
そんな人がお師匠さんなんて
「凄いねアリサちゃん、今度私とも、デュエルしようね♪」
「ふぅん…お兄様の名を聞いて臆さないとはいい度胸じゃない、いいわ貴女に興味が沸いた…私と決闘しましょう」
た、確かに先生はまだ来ないかもだけど…いいのかな?
「いいのよ、暇潰しだし」
言ってることが数秒で変わっちゃったよ
間違いなくそっちが本音だよね?
とはいっても、朝の気持ちをもて余してるのは私も同じで、だから
「…やる」
うん、決めた!
いいよね、だって伝説の人の弟子とデュエルななんてわくわくするもん!
「そう…じゃあ決闘よ!」
「うん!楽しもうね!」
今から決闘なんて他の人達は迷惑じゃないかな…って少し迷ったけど
皆も暇みたいで、私達の決闘を見守るように円になる
…ちょっと照れるけど
「じゃあ、まず先攻後攻をじゃんけんでき「先攻は私が貰うわ!ドロー!」」
うわわ、勝手に始まっちゃった
そうだよね、ここは決闘アカデミア、先攻をとるのも真剣勝負の内なんだ
とにかく慌てながらも私も五枚ドローして決闘開始です
「ふふん、まずは見せてあげようじゃない、私の素敵なモンスターをね!」
どうやら、いいカードがきたらしい、怖いような気もするけど
彼女が出してくるカードにわくわくもする
「私はアレキサンドライドドラゴンを召喚するわ!」
自信満々の声に恥じぬ黄金竜が咆哮をあげる
アリサちゃんが召喚したのはドラゴン…ドラゴンデッキなのかな?
けど、それよりも驚きなのは
アレキサンドライドラゴン
☆4 光属性 ドラゴン族
攻撃力2000 守備力100
「攻撃力…2000?デメリット効果もないのに?!」
私同様、周りのみんなも驚いてるようです
だって☆4で強いっていったら攻撃力1900が普通なのに
しかも、アリサちゃんのカードは効果無し、つまりなんにもデメリットのない強力カードなのです
「ふふん♪言葉も出ないようね、私はターンエンドよ」
得意気に言うアリサちゃんはカードも伏せずにターンをエンドする
「私のターンだね、ドロー」
手札を見る…悪くは無いんだけど、当然攻撃力2000に勝てるカードなんてありません
モンスターを裏守備表示でセット、更にもう一枚罠カードを伏せてターンを終了です
「私のターン!ドロー!」
カードをドローしたアリサちゃん、少し難しい顔をしています
私の伏せカードに悩んでるのかな?
ふっふっふ
私の伏せている罠は『炸裂装甲』!
なんと、攻撃してきたモンスターを破壊しちゃう凄く強いカードなんです、これならあの強いドラゴンも…
「手札から『スタンピングクラッシュ』を発動、その伏せカ
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