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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第337話】
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らかな肌の感触がジャージ越しにも伝わってくる。

 胸は髪で隠されたままなのは良いのだが、この体勢は誰かに見られたら不味い。


「ら、ラウラ……制服着ろって。 こんな所見つかったらまずいし……」

「なら……私と口づけだな。 ……だ、ダメ……か?」


 甘えた様な声をあげるラウラ、瞳には熱がこもり、頬は赤く上気し、俺の首筋に腕を回して断りにくい状況に……いや、断る理由は無いが……キス自体は嫌いじゃないし。


「わ、わかったから……せめて眼帯外さないか?」

「む……そうだな。 ……す、少しの時間なら問題ない」


 前にも聞いた言葉を言うラウラ。

 眼帯を外すと、金色の目が姿を現した――相変わらず綺麗な金色の瞳に、俺は少しドキドキする。


「やっぱり……いつ見てもラウラの左目は綺麗だな」

「あ、ありがとう。 ……ふふっ、ヒルトに綺麗だと言われると私は嬉しい」


 小さく微笑を溢すと、ラウラは両目を瞑り、キスを受け入れる為に上顎を上げた。

 僅かに上気した赤みの射す頬が、一段と彼女を可愛く見える。

 ラウラの背中に腕を回す――パンツ以外身に付けていない為、直接肌に触れるのが妙にドキドキさせる。

 背中に回された腕に、ぴくっと反応するも、それを受け入れたまま再度上顎を上げるラウラ――そして、俺もゆっくりと唇を重ねる。

 ラウラの柔らかな唇の感触と、手に吸い付く様な肌触りにドキドキが加速して止まらない。


「ん……ふ……んむっ……」


 いつかした時と同じ様に、ラウラは俺の口内へと舌を滑り込ませ、絡ませてきた。

 クチュッ……ヌチュッと絡ませる度に室内に響き渡る水音が思考を真っ白にさせていく。

 何度も互いに絡ませあいながら、俺の手はいつの間にかラウラのお尻を撫で回していた。


「んんっ……!? ぷはっ……あ……ひ、ひる……と……ッ!」


 驚いたラウラは唇を離すと、恥ずかしそうに俯きながらも身悶えていた。


「あ……わ、悪い。 自然と触ってた……」

「そ、そぅか……。 ――ひ、ヒルトの気が済むまで……触っても私は気にしない……ぞ?」


 熱っぽい視線が絡み合う――その言葉に、理性が崩壊しそうになったがギリギリの所で踏みとどまる。


「い、ぃや……止めておくよ……。 や、やっぱりまだ付き合って無いのに肉体関係になるのは……な。 あ、あんなキスをしといて何を言ってるんだって思うかもしれないが……」


 正直、キスに関しては徐々にリミッターが外れてきてる気がする。

 ラウラから始まってセシリアともディープキスをし、昨日もシャルとしたからか俺の脳内リミッターがあまり役にたってない。

 …
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