第二章
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るく飯を食いつつ俺に言ってくる。
「もうね。最近ね」
「最近。何だよ」
「新宿ってバイト代高いのよ」
「そうなのか」
「お店が繁盛してるからね」
だから金払いがいい。それでだった。
「だからなのよ」
「忙しいだろ」
「うん、忙しいよ」
「それにやばい客も多いだろ」
「酔っ払いの人は多いわね」
「部屋の中で何してるかわからないぞ」
俺は今もこう忠告した。
忠告しながら妹の作った飯を食う。今日は海老フライに豆腐と菜っ葉のたいたやつだ。
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