9話
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にまともな一撃を入れてみな。そうしたら答える」
試合が終了と同時に結界が解ける。
「「「剣(君)」」」
「三河、先程の力について答えてもらおう」
「神谷にもいいましたが、誰かが俺にまとな一撃を入れるまで答える気はありませんよ」
「だが!」
「ではあなたは実戦でも、相手に聞くのですか?」
「………」
「相手の能力が解らないのは実戦では当たり前です。覚悟を持って来てくれないと何時までたっても俺に勝つなんて不可能ですよ」
「…誰かが一撃を入れれば答えるだな?」
「ええ、まともな一撃なら」
「わかった」
クロノ提督と話していると剣を医務室に運んだフェイトが戻ってくる。
「剣は大丈夫なのか?」
「うん…脇腹の骨は折れてるけどすぐに治せるってシャマルさんが」
「了解だ。ちょうどいいから二、三日休みを取らせよう」
「三河、さっきのはやり過ぎだよ」
「そうか?たかが骨を砕いた程度だぞ」
「でも「ハラウオン、俺は遊びでやっているわけじゃないんだ。命や後遺症に関わらない程度には手加減するけど、それ以上はする気はない」」
「それに最近、お前逹が俺に勝つ気が薄まってきているように感じるんだ」
「そんなことないよ!」
「その割には負けても悔しがるわけでも、次は勝つという闘志を感じらさせるわけでもない。無意識の内に負けてもいい。何時か勝てば良いと思ってるいるんじゃないか?」
「そう…なのかな?」
「烈火の将なんかは会うだびに闘志に満ちた目で俺を見てくるぞ。俺を倒すべき敵だと認識してるんだろうな」
「三河は敵と思われてもいいの?」
「それで俺に勝つ意志が強くなるなら構わないな」
「そっ…か…」
「他の人にも伝えといてくれ。戦うなら俺に重傷を負わせる覚悟でかかってきてくれ。そうじゃないと対戦する意味がないと」
こうして5回目の対戦日を終えた。
おまけ 剣
「(三河が倒れた時、微かにだけどオリ主って聞こえた。ということは三河が三人目の能力持ち転生者なのかな?)」
おまけ2
休憩室 夕は休憩に入ると、よく水分補給をしていた。
「なあなあ、三河君。いつもそれ持ち込んで飲んどるけど美味しいか?」
はやては夕が水筒にいれて持ち込んで飲みものを指す。
「うま…くはないな」
「不味いんかい!?」
「どうだろうな?前から飲んでたものだから味に慣れてしまってなんともいえない」
「…ちょっともらってええ?」
「俺の飲み分が減るから却下」
「ええやんかちょっとくらい」
「却下っとそろそろハラウオンの準備が終わるころか?」
夕は部屋を後にする。残されたのは水筒とはやて。
「少しくらい飲んでもばれへんよね?」
夕が部屋出た数分後、はやての「不味い!」という叫びが聞こえたとか、聞
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