9話
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分より遥かにでかい生物でも殺さず捕獲できる」
「…私の身体が動かないのは神経が麻痺しているからなのだな?」
「ああ、後はあんたの意識を奪って俺の勝ちだ」
夕はシグナムの意識を奪い勝利する
「さて次は」
「私だよ。三河くん」
高町なのはが俺の前に立っていた。
「意外だな。デバイスから見るにあんたは砲撃型か射撃型だ。一対一には向いていないと思っていたんだがな」
「それはやって見れば解るよ」
相性が悪いのは解っているから正直やり合いたくないんだが。
「…そうだな。始めるぞ」
「うん」
〈試合開始!〉
試合はなのは有利で進む。砲撃魔法とバインドで距離を取りながら戦うなのはの戦闘スタイルは夕に取ってやりづらくてたまらないのだ。おまけにプロテクションの強度が原作キャラの中でも上位であるので、簡単には破れない。
「アクセルシューター!」
「剃!」
「プロテクション!」
「乱撃!」
俺は10を軽く超える魔力弾を避けて接近し、蹴り技を叩き込む。
〔乱撃は片足で衝撃波を放ち。その後、間髪入れずに残った足で蹴りを放つことで衝撃波と蹴りの威力を同時に叩き込む技〕
攻撃はプロテクションに亀裂を入れるが破壊にはいたらない。これが普通の蹴りなら連続で放てるがための必要なこの技ではそうはいかない。そのままバインドが手足を縛ろうと現れる。
「ディバインバスター!」
「うざったい!」
夕は空中でもう一度跳ねることでバインドとそのあとに来る砲撃を回避する。
思っていた以上にやりづらい。このままの身体だと苦労すると考えた夕は手札をもう一枚切る。
「はぁ!」
高町に小さい物体を投げつける。高町はそれを余裕で回避して砲撃に入ろうとした瞬間。首に衝撃が入り意識が遠退く。
「な…に?」
周りを見ると自分の近くにある物体が転がっていた。その物体とは
「スーパーボール?」
そう高町達の首に衝撃をもたらしたのはスーパーボール。
なのはが飛来物を避け、砲撃にするためにプロテクションを解いた瞬間、周囲の結界に当たり反射してきたスーパーボールがなのはの首を捉えたのだ。
「俺の重宝している武器の1つ、知り合いからもらった特注のスーパーボールだ。市販の物とは強度も反発力も比較ならない性能がある」
その言葉を耳にした後になのはの残っていた意識が途切れる。
2日目の対戦も全て俺の勝利に終わる。オリ主…いや神谷には早く俺より強くなって俺をモブにして欲しいよ。せめてサブキャラにランクダウンさせて欲しいもんだ。
だが夕の願いは叶わず、今日で5回目の対戦日を迎える。剣とは4回目の対戦となる。剣や他のメンバーも強くなっているが、全力を出していない夕にとって
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