第16話
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斗だから絶対に死ぬことはない。そう信じられた。
(まあ、日本に帰ってきたら、日本の料理を食べさせてあげよう。きっと海外生活で恋しくなってるだろうしね)
そんな事を考えながら、手紙を大事にポケットに入れる。悠斗からの手紙は、私が全て大事に保存している。実は、母さんと見たのはあくまで椰子家宛に届いた物で、私だけに届いているもう1つの手紙がある。これも、椰子家宛と大差はないが、稀に悠斗の本音や愚痴が書いてあったりするのだ。此方の方の手紙は、内緒で返事を悠斗に出しているのだ。
(さて、今回はどんな事が書いてあるのかな?少し楽しみだな。無事に帰って来て欲しいな悠斗)
私は内心で喜びつつも、何時ものようにお茶の時間を過ごし、茶碗を洗いに行く前に悠斗からの手紙にこっそり目を通すのだった。
なごみsideout
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