暁 〜小説投稿サイト〜
カードエクスクルーダーが十代のデッキにいる理由
カードエクスクルーダーが十代のデッキにいる理由
[11/11]

[9] 最初 [1]後書き
さんと戦えるんです!」

なので、さっそく皆に報告しているのだが…

「正直、微妙な効果じゃないかしら」
と、グローモス。

「悪い効果とは言わないが…エクストラデッキは15枚…枠を割くには厳しいな『フレイムウイングマン』は十代の象徴でもあるし『カオス・ネオス』も外すには惜しいポテンシャルだからな」
と、ブラックパンサー。

「で、でもでも!地属性なら誰でもいいんですよ!出しやすくて良いじゃないですか!」

「なら、俺とクレイの旦那で充分じゃねーか」

「ぐ…グラちゃんのばかぁああああああああ!」

かたや制限効果の鬼畜バウンス。
かたや守備力2000の守りの要。
流石にこの両者に比べられるのは厳しすぎる。

基本、皆優しい、いい人達なのだが。
自分達の見せ場とも言えるエクストラデッキのカードに関しては譲らないことが多い。
特に最近は枚数が制限された為に尚更だ。

「いや、これは使えるだろ、強いと思うぜ」

「ですよね!スパークマンさん」

スパークマンの擁護に喜ぶが。

「おぉ『超融合』を使えば相手の地属性を簡単に除去出来るじゃねぇか!」

「ち、ちょっとぉ!」

「成る程なぁ…確かにつえぇな」

「手札コストが少し痛いけどね…悪くないんじゃないかな」

感心するスカラべとドルフィン。
『ガイア』が評価されるのは嬉しいが。
エクスクルーダーが望む方向からは大きく逸れてしまっている。

「ぅう…私、やっぱりいらない娘なんですか…」

予想と違う結果に落ち込む少女。
そこに空気を読まない男が一人。

「いやいやwwwそんな事ないっしょwww」

「ですかね、バブルマンさん…私、攻撃力も効果も微妙なんですが」

以前にからかわれた事もありジト目のエクスクルーダーにバブルマンは何時に無く真剣な目で力説する。

「いやいや、ステータスも効果も二の次三の次!エクスたんは可愛い!見た目がよけりゃそれでいいっしょ!」

「そ、そうですか?私、可愛いですか!」

あっさり乗せられ喜ぶエクスクルーダー。

「そーそーwwwエクスたんはこのデッキのアイドルなんだからwwwバースト姐さんやユベルじゃ萌えね…おがぁ!ほごぉ?!」

突如、苦悶の声をあげ苦しむ彼を助けるものは誰もいない。

「そうですかぁ…私、このデッキのアイドルですかぁ…えへへぇ」

踊るようにはしゃぎながら喜びデッキ内を駆け回るエクスクルーダー。
そんな少女に少々呆れつつも、仲間達は微笑ましげに見守るのであった。




ハネクリボー「『相棒』は『手札コスト』じゃないと思うんだ」
ネクロ「召喚されるだけマシじゃね?」
[9] 最初 [1]後書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ