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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第336話】
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らすスコール――と、其処へオータムの部屋に入ったエムがくしゃくしゃに丸まった紙を持って現れた。


「……これだろう。 筆跡を見る限り、カーマインのものに間違いはないはずだ」


 つまらなさそうにそう言い、丸まった紙を手渡すとまた壁に寄り掛かって虚空を見つめたエム。

 丸まった紙からは、所々文字が見え隠れしていて、スコールはその紙を広げてシワを伸ばすとその紙面に書かれた文字を目で追って読み始める。


「……確かにこれはカーマインの文字ね」

「…………っ」


 罰が悪そうに俯くオータムに対して、カーマインは――。


「あぎゃ、どうせお前説明文何て意味ねぇって思って捨てたんだろ? ……あぎゃ、ゲームにしろ何にしろ、説明読んでから取り掛からなきゃいけねぇのに『わかんねぇ、だからこのゲームはクソゲーだ』ってわめき散らすガキと同じことをしたって訳だな。 あぎゃぎゃ♪」


 オータムを馬鹿にした様な笑い声が室内に反響する。

 一通り笑い終えると、カーマインはまたハンバーガーを一口頬張り、咀嚼した。

 一方のスコールは、深いため息をまた落とすと――。


「……カーマイン、この子の処遇は貴方に任せるわ」

「そ、そんな!? ま、待って、スコール!」


 オータムの声に反応することなく、自室の扉を開けるとそこへ消えていくスコール。

 指についたケチャップを舐めとると、カーマインはオータムへと視線を移して――。


「……って訳だ。 一任された以上俺様の裁量しだいって訳だな」

「くっ……て、てめぇ……何をしようってんだよ!?」


 何を思ったのか、オータムは自分の身を抱くようにしてカーマインを睨み付ける。

 そんなオータムを見て、カーマインは――。


「けっ! 何を色気づいてやがる? 俺様にだって好みはあるんだぜ? ……まあ、お前が泣いて俺様に抱かれたいって言うなら犯してやってもいいが?」

「な、何言ってやがる! だ、誰がてめぇ何かと――」

「あぎゃ♪ それでいいそれでいい。 ……俺様の部下の慰み者になれ、今回の処遇はこれにしてやるぜ」



 思わず絶句するかの様に口を何度もパクパクさせ、目を見開く。

 オータムの脳裏に過ったのは、過去にミスをした女構成員の末路だ。

 何度も犯され、犯され、思考が何も考えられなくなるぐらいに何十人、何百人と代わる代わるに犯されて精神が崩壊したその姿が――。

 まだ相手をするのが、それなりに面が良いのならまだしも、女尊男卑の煽りをもろに受ける程の面の悪い男たちばかり――。

 身を震わせるオータムを他所に、エムはカーマインへと視線を移すと口を開く。


「……私はサイレ
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