それから
引きニート街道まっしぐら
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ンの味とかいろいろ言われてるけど、実際のとこしょっぱかった」
それお前の涙が原因だろとか言おうにも全身が固まって動かない。
「私のハジメテをあげたんだから、覚悟しといてね、慎吾♪」
目の前の美愛はそう言って悪戯に成功した子供のように、無邪気に笑った。
それからミッドへと戻るまでの間はソファに座ってだらーっとしたり、輝希が強制 切替してきて「慎吾くんはヘタレだからどんどん尻に敷いてあげてね♪」なんて言ったりと大騒ぎ。
そろそろ行くかな、と思っている矢先に数日前に会ったギャルゲーにハマった友達二人に出会い、世間話。
「え、お前らやっと付き合ったの?」
「むしろ俺ら中学上がった頃からなんで付き合ってないんだよとか思ってたからなー」
「確かに確かに。違和感とか一切ないし、むしろ・・・なんつーんだろうな」
「リア充爆発しなくていいから男だけもげろ」
「あ、それそれ」
みたいな会話だったけど。
今回はそれに美愛まで加わってさらにカオス。
ちなみに二人はこの数日間で一通り積みゲーを攻略し終え、今日は新作を買いに出てきたらしい。
どうでもいいけどお前ら大学生なんだから家こもってレポートでもなんでもしてろよ。
そう突っ込もうと思ったけど根は真面目な二人のことだから既に終わらせていそう。
「じゃ、俺らはまた仕事戻んないとだから」
「おー、頑張れよー社会人!」
「今度休みになったら俺の嫁さんみせてやんよ!恥ずかしがり屋だから画面から出てこねえけどなっ!」
「真面目に就活婚活しないと引きニート街道まっしぐらだよー!」
と、そんな会話をしてミッドへと帰った。
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