第二十四話
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ロキが出てきた以上、俺も参加しないといけなくなったわけか……」
「嫌よ!」
と、叫んだのはリアス先輩。
「あなた達と組むなんて絶対に嫌!あなた達の所為でリューセイはね!」
……はぁ?この人は何を勘違いしているんだ?
「あのな……神名がああなったのはあんたのせい。別に俺らの所為じゃないの。あんたがやられなければ神名は覇龍を発動させる事もなかったんだぞ?それに感謝するのはアーシアだ。アーシアがいなければ神名は今頃あの世だぞ?」
「そんなの関係ないわ!それにこれは私たちの問題!部外者が首を突っ込まないで!」
我が儘姫だな……。
「じゃあ、言わせてもらうけど……ライザーとのレーティングゲーム、何で反対したんだ?それにあの時最終的にあんたは諦めて敗北しようとした。それを止めたのは誰だ?俺じゃねぇか。だったらサーゼクスさんに頼んでもう一回レーティングゲームしてもらう事になるぞ?」
「うっ……そ、それは今は関係ないわ!」
「おいリアス。少しは冷静になれ、ロキが出てきた以上、俺たちだけじゃ勝つのは無理だ。ここはイッセーにも協力を頼もう」
「アザゼル、どうして彼らも此処にいるのよ!?」
「いいから、落ち着け。とにかく帰って一度状況を整理するぞ」
「そんなのはいらないわ!彼らには彼らで勝手にやればいい!学舎で資料でも渡せば済む話でしょ!?」
「はぁ……」
俺はため息をこぼす。
「アザゼル、いいよ。俺は帰る。ヴァーリ、美候、行くぞ」
そう言って俺たちは帰ろうとする。
「お、おい待て!イッセー帰るんじゃない!」
「大丈夫ですよ、資料でも大体の事はわかりますんで。それじゃ」
俺はそう言って自分の家に転移した。
「はぁ……」
「イッセー君、大丈夫?」
「ああ、大丈夫だ……ちょっと呆れてるだけだから……」
俺はベッドに座って、イリナは俺のいつも使っている勉強椅子に座っている。
「それにしても、何でそんなにイッセー君の事毛嫌いしてるんだろうね?」
「俺の所為で神名の寿命が縮まったとか思ってんじゃねぇの?実際はあいつらの自業自得なのに……」
「本当!にしても、アーシアさん強くなったよね」
「そうだな」
何せ、天使を手に入れたからな。
「私も天使、手に入れれるのかな?」
「いやイリナ、お前は既に天使だろ?」
「ダメ!私だってイッセー君守りたいもん!」
「イリナ……ありがとうな」
多分だけど俺の事を気遣ってくれたんだろう、こいつなりの優しさだな。
「それじゃあ、早く自分の部屋で寝ろ。さもないとヴァーリに怒られるぞ?」
「うっ、そうだね……じゃあ、
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