第二十四話
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「どうしたんだ?美候?」
『イッセーに言われて監視してたんだが…会談を妨害しようとオーディンとこの悪神ロキがやってきやがった!』
「…………はああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」
「「「「「「「「っ!!?」」」」」」」」
生徒会メンバー全員が驚いているがそれに気づいている余裕はない!
「おいおいおい、ロキとか!?リアス先輩達だけじゃ絶対に勝てるわけがない!!ソーナ会長、すいません!俺、ちょっと言ってきます!それと匙、お前はヴァーリに連絡を!電話番号知ってんだろ!?」
「あ、ああわかった!イッセー!俺たちに出来る事は!?」
「とにかく待機だ!今回はあくまで撤退戦!人員は少ない方がいいし、多ければ守れなくなる!」
俺はそれだけ言って生徒会室を飛び出す。
魔力反応を逆探知……見つけた!
俺は戦っている場所を見つけ出して飛び出す。
空中を飛んでいると途中でヴァーリと合流した。
「イッセー君、何がどうしたの!?」
「とにかく俺と一緒に来てくれ!」
そして数分飛んでいると金色の雲に乗っている美猴の姿が見えた。俺たちの気配に気づき如意棒を上に翳してブンブンと振った。
「イッセー!待ってたぜい!」
「状況は!?」
「防戦一方だぜぃ……どうする?」
「上を見てみな」と如意棒を暗くなっている上空に突き付け俺に促す。視線を上空に移すと巨大な灰色の生物とその隣に人影が見えた。
それと対峙している複数の人影も捉えた。しかも大きな馬らしき生物と大きな馬車も確認できた。
「行くぞ!一先ずは撤退させる!俺が殿軍を務めるから二人は最新の注意を払いながら引き上げてくれ!」
「「わかった(ぜぃ)!」」
俺は飛び上がってロキの前に立ち塞がる。
「ほぅ?まさか英雄である兵藤一誠もいるとはな……」
「ロキ、こんな事しても意味はないぞ?」
俺は話しながらもロキを俺より後ろにはいかせまいと殺気を出しつづける。
「おお、怖い怖い。そんなに殺気を出さないでくれ。それに二天龍が見られたんだ。今日はもう満足さ。今日は君の顔に免じて引き下がろう」
ロキがマントを翻すと、空間が大きく歪みだして、ロキとフェンリルを包んでいった
「だが、この国の神々との会談の日!またお邪魔させてもらう!オーディン!次こそ我と我が子フェンリルが、主神の喉笛を噛み切ってみせよう!」
ロキとフェンリルがこの場から姿を消した。
ふぅ、何とかなったか……。
「それで、アザゼル?相手がロキとは俺も聞かされてなかったんだが?」
「す、すまん。俺もまさかこんな事になるとは思わなかったんだ」
どうやらアザゼルさんでも予想外だったらしい。
「で?
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