8話
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よ」
「そうだなアルゴ」
「外し方を話す前に先に 謝らせてくれ。このようなことに巻き込んでしまってすまない」
「その調子だとこれを外す条件はかなり面倒なのか?」
「内容は簡単だお前が誰かに負ければいい」
アルゴの説明を纏めると
@このロストロギアは持ち主に勝利したものに渡る。
A戦闘が始まると持ち主と対戦相手の周りを結界で包み、他の人間を強制的に弾き出す。結界の大きさは持ち主が決められる。
Bロストロギアが渡るのは1日3回の戦闘のみ。それ以降の戦闘では渡らない。
ここまではただ負けれはいいので楽である。問題の条件は最後の1つ。
Cこのロストロギアが他者に渡るのは本気の持ち主を倒したときのみ。持ち主が手加減して敗北したときは渡らない。このロストロギアは持ち主の身体データを読み取っているので手加減するとすぐにわかる。
「マジかよ」
Cのルールは邪魔すぎる。このロストロギアを手放すには全力を出して尚且つ負けないといけないって。
なんだ、このルールは!アルゴの件といい。このルールといい。これだと原作介入を避けることができない。待てよ………それが狙いか!?
俺は世界の罰する力を二回打ち破った。特に二回目は余裕を持ってだ。 世界が俺を強制的に原作に巻き込もうとしているってことか?
「…河、三河!」
「っ!」
「三河、大丈夫?」
思考に沈んでいたようで ハラウオンの声が聞こえていなかったようだ。
「ああ、すまないハラウオン。考えてごとをしていた」
「大丈夫ならいいんだけど」
さてどうするか?予想が正しければ原作介入の回避は難しい。このまま巻き込まれるか?意地でも逃げるか?…俺は神谷逹と話をしながら思考を巡らさせていた。意地でも逃げた場合は何が起きるか分からない…なら、行き過ぎない程度に介入するのがいいか………あ〜面倒だ!世界の意思そのものに実体があったら粉々にしてやりたい!
「わかりました。全力で戦って誰かが俺に勝てばこのロストロギアが手放なせるなら安いものです」
「…それでいいのか?君は?」
「はい。でも簡単には負けませんよ。ははは」
「そうか、ではこちらも頑張らないといけないな」
クロノ提督は俺の言葉を冗談と受けたようで笑っていた。
「そういえば君はリンカーコアを持っているのか?」
「ええ、持ってますよ。皆さんと比べるとないようなものですよ」
「…そうかランクは?」
クロノ提督は顔を僅かに変化させた。おそらくは数年前の高町達の調査では俺にリンカーコアをなかったと判断していたからだろう。
「もとはEでしたが、1年くらい前にDランクなりました。それでもバリアジャケットを纏うくらいしかできませんけどね」
「そうか魔力があるなら管理局に来
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