暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0601話
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して結果的に寿命が短くなってくれるというのなら、俺にとっては最良の結果だろう。

「さて、考え事をしている間に事態が進みすぎるのも何だしな。行動に移すとするか」

 この作戦が行われている中で俺がやるべき最優先事項は、ギルフォードとグラストンナイツの回収だ。それと可能であれば6人のKMFも同様に。
 ……とは言っても、現時点でギルフォード達が乗っているKMFはグロースターのみだ。確かにKMFとしての性能は十分ではあるが、それでもヴィンセントに比べると数段落ちる。まぁ、技術班にしてみればシャドウミラーが確保しているKMFはガン・ルゥしかないんだから、あるだけ持ってきて欲しいというのも分からないではないが。ヴィンセントは俺の空間倉庫の中だし。
 そういう意味だと、メギロートの性能実証試験をした時にEUのパンツァー・フンメルも入手しておけば良かったかもしれないな。
 そんな風に思いつつ建物の影へと移動して影のゲートを展開、身を沈めていく。
 周囲の者達の殆どがバベルタワーの方に意識を集中している為か、俺の存在に気が付く者は1人もいなかった。
 もっとも例え気が付いても、影に沈んでいく人間なんて気のせいとしか思えないだろうが。
 そして影のゲートを経由して、昨日も姿を現した政庁と隣接しているブリタニア軍の基地へと姿を現す。
 ……そう言えば、星刻に連絡をとっておいた方がいいか? 大宦官はゼロのギアスで言いなりに……いや、大丈夫か。確か星刻が合流した時には既に大宦官はギアスに操られており、同時にその後のルルーシュはアッシュフォード学園へと戻っている筈だからな。TVで復活を宣言するゼロはC.C.が入れ替わっている。そうなればギアスを使われる心配は無いだろう。
 それに、現時点でルルーシュは星刻の能力を理解はしていないからな。不必要に星刻とルルーシュを接触させる機会を増やす事もないか。
 だが大宦官がギアスを使われた以上は、そろそろ星刻にもギアスの件を話しておかないといけないな。俺という存在を既に見ている以上、頑なにはならないと思うが。

「アクセル!」

 そんな風に考えつつ、ギルフォード達と待ち合わせをしている場所へと向かっていると背後から声を掛けられる。声のした方へと振り返ると、そこにいたのは予想通りにギルフォードとクラウディオを始めとするグラストンナイツ達。

「揃っているな。データの方は?」
「ああ。何とか手に入れた。だが、相当に強引な真似をして入手したから、既に私達はブリタニア軍に見つかると捕縛される可能性が高い」
「それでも構わないんだろう?」

 からかうように告げると、全員が躊躇無く頷く。

「無論だ。以前も言ったが、姫様のいるべき場所こそが我が国なのだから」
「そうか。一応全員にブリタニア軍をこのまま
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