第三章
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「寂しいだろ、何か」
「ええ、確かに」
「俺みたいな前座がいてまず悪役やライバルに派手に負けるんだよ」
そうしてだというのだ。
「そこから社長や御前みたいなヒーローが出て来てな」
「その悪役やライバルと対決するんですね」
「それがいいんだよ」
新条は笑顔で兆州に話した。
「だから俺みたいな前座も必要でな」
「そうしてですね」
「負ける必要があるんだよ」
「負けることが仕事ですか」
「ああ、そうだよ」
まさにその通りだというのだ。
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