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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第48話 零治が消えて………
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だけど………」
『………マスターも実際に会ってみてそう感じた様です』
「そうか………」
複雑そうに呟いて何も言わなくなるジェイル。
『と、とにかく!!クレインはマスターを使って近いうちに行動を起こすと思います。その対策を考えなくてはなりません』
「クレインの目的はバルトマンが襲って来た時で分かった様にヴィヴィオ君の身柄だ。となるとヴィヴィオ君を連れて行こうとするだろう」
「いいぜ、返り討ちにしてやる」
「待って下さい!!」
そんなバルトとジェイルの話に星が割って入った。
「レイに関しては私達に任せてもらえませんか?」
「だが、零治君相手で戦えるのかい?」
「戦うんじゃない、助けるんだ!!」
「どうやって?」
「正気に戻す。レイだって操られたままで居るわけがない」
「………」
星達3人の言葉にジェイルは考え込む。
「ドクター」
そんなジェイルにウーノが優しく声をかけた。
「………そうだね。覚悟があるならそうしようと話したからね。分かった、零治君は君達に任せよう。良いかいバルト君?」
「良いんじゃねえか?俺も奴が操られたままとは思えねえしな。ただ俺の前に立ち塞がり、ヴィヴィオに手を出そうとしたら、俺は全力で戦うぞ」
「はい、分かってます」
バルトの言葉に力強く星が答える。
「俺もバルトさんと同じ様にそうするよ。零治相手に手加減なんて出来ないから」
「うん、そうなる前に必ず僕等が助けるよ!!」
大悟の言葉にはライが答えた。
「我等は決して諦めん。あの時救ってくれたレイを今度は我等が救う!」
「夜美の言う通り。私も皆で一緒にいられたのはレイのおかげだから」
「それは私もだ。自分のマスターは自分で取り返す!!」
夜美に続いて優理もアギトも力強く答えた。
「無論、私達も手伝うさ。私にとっても零治君は私の親友だからね」
「仕方が無いっスねレイ兄は………」
「お前よりはマシだよ」
「そうだね」
ノーヴェとセインの言葉にクアットロを始めとしたナンバーズ全員が苦笑いしながら頷いた。
「私達も出来る限りはするわ。私にとっても兄だからね」
「そうか………加奈と結婚したら零治の事、お兄さんって言わなくちゃいけな……痛っ!?」
「今考える事じゃないでしょうが………バカ………」
大悟を叩いて文句を言う加奈だったが心なしか嬉しそうだった。
「全く、お人好し共め………」
「そう言うバルトさんだって零治の事見捨てるつもりは無いんでしょ?」
「………まあな。だがヴィヴィオに危害が………」
「分かってますよ。…………全く、いつの間にか親バカに………」
「何か言ったか大悟?」
「い、いいえ、何も?」
慌てて首を振りながら答える大悟。
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