暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第48話 零治が消えて………
[3/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ずジェイルの元へ戻りましょう」
シャイデの言葉に皆が頷き、皆急いでその場を後にした………
「皆大変だったね………」
「大悟、加奈、バルトさん………」
アジトに戻ると優しい顔で大悟が迎えてくれた。
取り敢えずゼストとナンバーズの皆は簡単なメディカルチェックの為、ウーノと共に移動し、シャイデとクアットロはラグナルの修理の為、スカさんの元へと向かった。
「零治が攫われたって?デバイスも半壊状態って事はアイツは負けたって事か?」
「ちょっと!!バルトさん!!」
無神経な発言をしたバルトに加奈が怒鳴った。
「いや、零治は負けていませんよ………バルトさんも本当はそう思っていないでしょ?」
しかし大悟はそうハッキリと言った。
「まあな」
バルトも澄ました顔でそう言った。
「冷静に分析すると零治君は罠にハマり、バリアジャケットが解除された。それを助けようとして人型になったラグナルが斬られたって感じか?」
「まあそれはどうかまだハッキリとしないがね」
そう言いながらやって来たジェイル。
「ジェイルさん、ラグナルは………」
「損傷は斬られた箇所のみ。深刻なダメージじゃなかったのが幸いしたね。ちょっと時間がかかるかもしれないけど必ず直してみせるよ」
そう笑顔で答えるジェイルに有栖家の面々がホッと一息吐いた。
「だけどラグナルが直るまでは何が起こったのか分からないままね………」
「ラグナルがあった場所は調査したんだよね?」
「ええ。ですが何も分かりませんでした………」
大悟の言葉に星が弱々しく答えた。
「………いや、全く分からない訳じゃねえぞ」
そうバルトさんが呟くとその場にいた有栖家とリンス、大悟とシャイデの全員に注目された。
「バルトさん、何に気がついたんですか!!」
「星、少し落ち着け………」
「バルトさん、早く!!」
「ライお前も………」
「早く言わなければ………」
「風穴開けるよ………」
「てめえ等落ち着けって言ってんだよ!!」
今にも攻撃しようとデバイスを向けた夜美と優理を見てバルトの堪忍袋の尾が切れた。
「ったく、優理はガキだから良いとしてお前等3人は良い歳した大人だろうが!!」
「「「すっ、すいません………」」」
「ガキじゃないもん!!」
「………で、バルト、さっきの話の続きなんだけど………」
「ほう、確かアギトって言ったか?お前は冷静だな」
「私の分は星達が怒ってくれてるから。私はマイスターの為にも力になれる様に準備するだけだから………」
(そう、もう自分の前から零治が離れない様にする。絶対に………)
そう心に決めたアギト。零治のデバイスとして
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ