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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第48話 零治が消えて………
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ここで俺は乗り替えだから」
「ああ、サンキュー桐谷」

俺の言葉を聞いた桐谷は電車を降りて行った。

「何だろうな、このモヤモヤした感覚………」

そんなモヤモヤした気持ちで大学へと向かうのだが、直ぐにそんなモヤモヤを吹き飛ばす様な事件が俺に起こったのだった………















「ヤバい、バック間違えた………」

今になって高校で使っていたバックを持って来ていた俺。中には高校の時に使っていたノートと暇つぶしの携帯ゲーム機に読みかけの小説と卒業式前の用具が勢ぞろい。

「………って卒業式の日も碌な物持って来てなかったな俺………」

次に何の授業だったかは覚えているのだが、どこの講義室なのかが分からない。俺の通う大学はかなり広い大学で、様々な場所に講義室があるため、探すにも絶望的だ。

「まあ聞けば良いんだろうけど………」

この場合何処で聞けば良いんだろうか………

「「はぁ………」」
「「えっ!?」」

近くのベンチに座り、ため息を吐くと同じタイミングでため息を吐く人がいた。

「あ………もしかしてあなたも………」
「えっと………」

その人は金髪の女性だった。歳は同じくらいで初々しい様子から同じ1年生だと思われる。

「私、今日の予定表持ってくるの忘れちゃって………」
「ああ………俺は持ってくるバックを間違えちゃって………」

そう言い合い………

「「あはははははは!!!」」

互いに笑いあった。

「俺は佐藤孝介。君は?」
「私は遠藤エリス、宜しくね孝介」
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