第一章
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教皇を落ち着かせるのだった、枢機卿は教皇の実子であると共に彼の知恵袋でもあるのだ。
その彼も自身の弟である公爵暗殺犯の捜査を命じた、だが。
捜査をはじめるとだ、これがだった。
容疑者は実に多かった、何しろ公爵はボルジア家の者だ。
アレクサンドル六世が教皇になるまでに彼は多くの奸智と謀略を使ってきた。右手に奸智、左手に謀略という呼び名通り。
多くの政敵を蹴落とし始末してきた、それだけにボルジア家は非常に敵の多い家だった。
しかもだ、その中でガンディア公は。
個人的に敵が多かった、その敵はというと。
「多いな、容疑者が」
「ああ、元々敵の多い方だったからな」
捜査をするボルジア家の者達も困っていた、捜査が難行してだ。
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