第四章
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「一人じゃないですよね」
「はい」
これまでとは違いだ、そうだというのだ。
「それは確かです」
「だからじゃないですか?一人だとやっぱり寂しいですよ」
「寂しい、確かにそうですね」
「けれど二人だと」
「いつも隣に誰かいてくれてですね」
「そうです、お話も出来ますし」
「何かが違いますね」
「その何かが大きいと思いますよ」
リチャードは笑顔である、だがその笑顔は冗談めかしたものではなく温和なものだ。その温和な笑顔で言うのだった。
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