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これは二次小説ですか?
俺も行く
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さて、チョコボに乗って隕石を離れた男は・・・いや、もう名前でいいか。
というわけで、ボコに乗って隕石を離れたバッツは2人を追いかけて風の神殿に向かった。

隕石が落ちた渓谷を抜け、砂漠を越え、あのときの森を遠目に見ながらトゥールの村へ続く渓谷へと入っていった。

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

「地震か!?」
「きゃあぁぁぁ!!」
「うわぁぁぁ!!」
「ッ!あの声は!」

ゴゴーン ゴゴーン

「クソッ!ボコ!飛び越えろ!」
「ク!クェー!」

隕石落下の影響か地震が起こった!
しかもあのときの女の子の悲鳴まで聞こえてきたではないか!
更に運の悪いことに目の前で地面が崩落してしまった!
渓谷の底で崩落が起こるなど尋常ではない!
一体何処へ落ち込んで行ったのか気になるところだ!
そこでバッツがとった行動は実に2次元的(ファンタジック)なものだった!
なんと!相棒のチョコボに崩落した場所を飛び越えさせたのだ!
どうにかギリギリで飛び越えたボコ!
しかし!

ゴゴーン ゴゴーン

少し行くと更に崩落が起こった!

「よし!ボコ!行くぞ!」
「クェー!」

なんと、そのまま突っ切るつもりらしい。
確かに先程とほとんど同じ幅の崩落だ。
しかしそれは跳躍距離ギリギリだったことを考えると後込みして然るべきである。
そんな常軌を逸した強行軍に更なる邪魔が入る!

「ギィ!ギィ!」
「ギャ!」

最近増えていると言われていたゴブリンだ!

「クソッ!お前らに構ってる暇は無いんだ!」
「ギャッ!」
「ギャ!ギャ!」
「クッ!邪魔だ!」

2対1であるためか、やはり一撃貰っている。
まぁ、ポーションは常備してあるしダメージも大したことはないようだ。
今は気にせず先へ進むのが最善だろう。

それから更に崩落する地面を飛び越え、向かってくるゴブリン共を倒すこと幾ばくか、漸く倒れている2人を発見した。
しかし、地震はまだおさまっていない。
素早く2人を抱え、ボコに乗ると更に先へ進んだ。

「ぅ・・・ん」
「気が付いたか?」
「ここ、は?」
「渓谷を抜けたところさ、ホントはここからトゥールの村へ続く道があったんだが、どうやらさっきの地震で崩れて塞がっちまったみたいだ。」
「そうですか。また助けて頂いて・・・あ!私レナといいます。」
「あぁ、いや、気にするな。それよりレナはこれからどうするんだ?これじゃ風の神殿には行けないぜ?」
「そうですね。ですがそれでも私は行かなければならないんです。」
「だったら俺も行くよ。」
「そんな!悪いです!」
「死んだ親父の遺言でね。それに、風が呼んでいる気がするんだ。」
「とかなんとか言って、ホントはその子にホの字なんじゃないのか?」
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