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インフィニット・ストラトス 自由の翼
怒髪天の宣戦布告……です。
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前がイライラしてると思って笑わせようとしたのが何が悪いってんだよ?」

ワーワーギャーギャーと口論を始めた二人にシビレを切らしたのは―――春奈だった。

「ああ、もううっさいわね!そこの唐変木、貧乳娘!やるなら別の場所―――……。」

ドガァン!!

「は、春奈!?」

鈴は右肩から右手の指先までをIS装甲で覆っている。

一同は唖然とした。

もくもくと煙が上がる中、一夏の声が静寂を切り裂く。

煙が晴れるとそこにはフリーダムの翼を部分展開した春奈の姿があった。背中のウイングバインダーが開いており、ドラグーンが4基、2つが連結した防御モードで起動していた。

春奈の表情は焦りも、怒りもなく。ただただ、鈴に冷たい視線を向けていた。

その視線を受けた鈴は一瞬怯んだがすぐに怒りの眼差しを春奈に向ける。

「言ったわね?……言ってはならないことを……。」

「だからって、生身の私をISで攻撃するのもおかしいよね?」

「関係ない!……いいわ。春奈、あんたに代表選の代理してもらうわよ?」

「……決闘ってこと?」

「……あんたの物分りのいいところだけは嫌いじゃない。けど、あんたは[禁句]を言ってしまった。―――首洗って待ってなさい。その余裕も含めてボッコボコにしてあげるから!」

そう言い残して鈴はピットを後にした。

Aピットが暫しの静寂に包まれたのは言うまでもなかっただろう。


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