怒髪天の宣戦布告……です。
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席なのである。
「七ノ瀬、慣れろ。」
その言葉に一夏は天地にサムズアップを返した。
「……わかったよ。そう言えばちゃんとした自己紹介もまだだったな。俺は七ノ瀬天地だ。」
天地は隣に座る鈴に声をかける。
「しょうがないから自己紹介してあげるわ。あたしは凰 鈴音。よろしくね、七ノ瀬君。」
「ああ。……みんなに言っとくが俺のことは天地でいいぞ?」
天地がそう言うと5人も呼び捨てでいいと同意した。
「私たちだけ呼び捨てっていうのも気が引けるし、私のことは春奈でいいですよ。」
「そうだな。私のことは箒で構わん。」
「呼び捨てで構いませんわ。」
「織斑が二人もいたらややこしいだろうし一夏でいいぜ?」
「あたしのことも鈴でいいわ。」
「じゃあそう呼ばせてもらう。改めてよろしくな。」
自己紹介を交わした面々はそれぞれの料理をつまみながら雑談を始める。
「で、一夏と凰はどういう関係なのだ?」
「そうえすわ、そうですわ!やけに一夏さんが親しげですし……説明を求めますわ!」
箒の発言に便乗してセシリアが説明を求める。
「……ていうか、あんたら自己紹介もしないの?」
「「う……わかった(分かりましたわ)。」」
「私は篠ノ之箒だ。一夏の幼なじみで一緒に食事をしたなかだ。」
「ちょっと一夏!幼なじみはあたしだけじゃなかったの!?」
「鈴ちゃん落ち着いて。箒ちゃんは鈴ちゃんが転校してくる前に仲が良かった幼なじみでね。」
一夏に噛み付こうとした鈴をなだめる春奈であった。
その後、セシリアと箒は鈴と自己紹介を終わらせたが互いにギクシャクする関係となったことは言うまでもない。……恋のライバルがまた増えたことに。
「あ、そうだ。天地って専用機持ちだよな?今日の放課後に模擬戦でもどうだ?」
「お、いいなそれ。じゃあ第3アリーナで放課後に待つぜ。」
「おい、一夏。今日は私と格闘の訓練ではなかったのか?」
「明日にでもしようぜ。お前もこいつのISに興味あるとか言ってただろ?」
「む、むぅ。お前がそういうのならば仕方がないな。」
ちなみに天地は専用機持ちであることをクラスに伝えていた。
「じゃあ放課後な。」
「おう。そろそろ教室に戻らねぇと織斑先生の出席簿が火を噴くぜ?」
『……そうだった(でしたわ)!』
意外といい連携を見せる一同であった。
●
○Noside
第3アリーナの観客席には幾人の生徒が見学に来ていた。
その生徒の中にセシリアと箒、鈴、春奈も含まれているが。
「なぜお前がいるのだ?凰。」
「別にいいじゃない!なに?いたらだダメなの!?」
「どうどうど
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