二人目の男性IS操縦者……です。
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e天地
授業が終わり、ほかの教室にも情報が行ったんだろうな。教室のドア、窓には上級生に同学年が集まっている。
……なんというかこの環境に慣れたと言っていた織斑弟には感心させられるな。
そんなことを考えながら俺は左目の眼帯に触れた。
俺を拾ってくれたリボンズには感謝もしている。6年前にイギリスで起きた自爆テロで俺は両親と左目の視力を失った。
髪かって最初は黒かった。でも、いつからかは知らないが赤く変色していったっけな。
ふと、俺は織斑姉を見る。リボンズ曰くとんでもない秘密を抱えた少女だって言っていた気がする。
容姿がデアラの十香って時点でびっくりしたけどな。
……ん?ドアの方が騒がしいな。何があったんだ?
「んなっ!?なんてこと言うのよ、アンタは!」
「おい。」
「なによ!」
バシンッ!……千冬さんにタメ口聞いたらどうなるか分かってるはずなんだがな。
「ち、千冬さん!?」
「……織斑先生と呼べ。休み時間は終わりだ、さっさと教室に戻れ。そして、教室の入口を塞ぐな。―――邪魔だ。」
「……す、すいません。」
千冬さんに……織斑先生にしばかれていたのは二組の中国代表候補生だったな。―――なんだ?すげぇ嫌な予感がするのだが。
「また後で来るからね!?逃げんじゃないわよ、一夏!」
「……逃げねぇよ。」
「凰、さっさと戻れ。」
「はい!」
どうでもいいから覚えてなかったがこのあと篠ノ之とオルコットが追加でしばかれていたのは言うまでもない。
……鬼の通り道を塞ぐからだと俺は思った。
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