第10話 =秘密の力!=
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斬り払いだ。このおかげですきが極端に減る。
最後の斬り払いに飛ばされたモンスターはすべてポリゴンとなって消えていった。
この階層の倍の数が俺のレベルに近いのでレベルは上がらない。
でもこの戦い方をマスターするためには死ぬ危険が少ない低層でやらないとさすがに危ない。
最近気づいたことだが俺は通常のソードスキルが使えない。
テイルズオブのシステムが導入されているのは間違いないだろう。
そしてそれとこのゲームオリジナルのソードスキルとの併用も。
ずっと仕様かな〜なんて思っているけど俺だけに仕様というのも気味が悪い。
悩んでても仕方がないのでその後もモンスターが出現しては斬ってを繰り返していた。
「…もうそろそろ戻ったほうがいいかな…」
あそこを出たのが2時半、いろいろ考えながらやってたりしたせいですでに4時近くになっていた。
気づかれることはないが念のため戻ることにした。
この前、違う層だけどこの時間で気づかれそうになったことがあるからそのための用心だ。
「ふぁぁ…さすがに眠いわ…」
宿に戻ると俺は部屋の隅に行き肩と背中をくっつけそのまま目を閉じた。
一応徹夜に近いのでさすがに精神的に死ぬ…
そしてそのまま寝にくい場所だが寝てしまった俺がいた。
=宿 ユカSide=
「んんっ…よく寝た」
何故か今日はいつもより安心して寝れた。
いつも寝てた始まりの街では得ることのなかった安心感が。
今の時間は06:45。私はいつもこの時間にアラームをかけている。
「…なんでサチやシリカちゃんまで…」
隣を見るとシリカちゃんを挟んで座っている私と寝ているサチがいた。
昨日はベッド数の多い部屋を借りたはず…なんでこの部屋には1つしかないのかしら…
私は状況を確認するために部屋を見渡すと一角で人が座って眠りこけていた。
「っ!?…なんだリクヤか……え…?」
不審者かと思い反射で投剣を構えるとそこにいたのはリクヤだった。
なんでこの部屋にリクヤがいるの…?
私は必死になって昨日の記憶を思い出す。
確か昨日はシリカちゃんと私とサチでリクヤの部屋に来て、47層の情報もらったんだっけ…
そしてメッセージ送るからといってリクヤが離れて私たちはベッドの上に座っ……て…
まさか、そのまま寝ちゃった!!?幼馴染とはいえ男子の部屋で!?
それを意識した瞬間、急に顔が熱くなった。
私は元彼とはデートしたことあるけどそれはショッピングとかだけだし、一緒に部屋とかの経験はないわけで…
隣を見るとサチとシリカちゃんも寝ぼけ眼をこすっていたがおきていた。
「…どうしたですか、ユカさん?」
「ひぇ!?」
「…あれ…この部屋って…まさかっ!?」
びっくりした…急に話しか
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