暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第10話 =秘密の力!=
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話

=35層 フィールド=【称号・抜刀騎士】

この世界には『強制起床アラーム』というものが存在している。
定められた時間に耳元で自分が設定した音楽が鳴り強制的に起床させるという優れたシステムだ。
しかしその逆のようなもの『強制睡眠』みたいなものは存在していない。
起床があるなら睡眠も作れよって話なんだけど…
俺がいま宿屋を出て、街を出た場所にいるのは寝れなかったから。
だっていままで地面で寝るなんて経験したことないし…

「…もう1つ部屋借りて寝ればよかったかな…」

NPCはプレイヤーが話しかけるとしっかりと返答しているので寝るという概念は存在していないかも知れない。
だから部屋は借りられたのだがいま2つ部屋を借りている状態。
もう1つとなるとさすがに出費が…

そんなことを思いながら歩いているとモンスターが出現してきた。

「…よし、誰もいないな…」

そのモンスターを見た俺は周りを自分の上げた索敵スキルで周りを確認した。
前までは低かった俺だがそういうことも大事なんだとわかり半年くらい前からあげてきたものだ。
そして人がいないことを確認すると俺はメニューを開き大剣を装備する。
こうして俺はいま腰にブルードザオガー、そしてさらに左肩から斜め右下にかけてNPCショップで買ったブロードブレードという安物の大剣を装備している。
普通はありえないのだがなぜか俺は装備できるようになっていた。
何故こうできるのか知識人に聞きたいが絶対妬みとかになるから諦めるという解決に至った。

「…だりゃぁ!!」

俺は大剣を抜き右手にブルードザオガー、左手にブロードブレードを持った。
そしてその右手のブルードザオガーを一振りでモンスターを切り裂く。

「はぁぁぁ!!」

そしてそのまま前につめ左手のブロードブレードを振り上げさらに切り裂く。
大剣はその名通り大きいから通常では片手では不可能。
でも筋力パラメータがおそらく普通の人に比べて…比べれないほど高いんじゃないのかな…
それだけじゃないんだよな〜この【双・大剣士】は…
ちなみにこの【双・大剣士】というのは俺が勝手につけた名前だ。
本来は二刀流なんだがおそらく普通の二刀流ではないためこう職業名っぽくつけてみた。

「…へっ…ちょうどいいじゃん」

雑魚がいつの間にか俺の周りに群がってきていた。
猪ぽいのから現実では絶対に見ないような生物までそれぞれだ。
そして次の瞬間、相談でもしたかのように一斉に飛び掛ってきた!!

「…閃空、衝裂破っ!!……はぁっ!!」

俺は剣を水平にしながらジャンプし、それと同時に回転した。
螺旋のように斬撃が繰り出されていく。竜巻ほどの勢いじゃないが結構な勢いがある。
そしてこの技の特徴は最後の空中
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ