初日の出来事
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する。
「召喚」
そう言ったとたんルイズはびくっと動いたが気にしない。
出てきたのは小さな天使。
「ピコリット。エンゼルキュア」
ピコリットは腕を振りルイズは光に包まれる。そしてピコリットは消えた。
その後、ルイズはへたり込んだ。
「今回はこの程度にしておく、考えを改めないのなら次は……」
少し威圧感を出しつつ目を細めて言う。
「っひ」
声を出すルイズ。これは少しトラウマになるかな?などと思いながら。
タバサが待ってるかもしれないと思い庭に行くことにした。
「では、主人を待たせてるかもしれないからこの辺で失礼する」
「主人?もしかしてアルさんも使い魔なんですか?」
「あぁ」
そういって手甲をはずし見せる。
「同じ使い魔同士これからもよろしくな」
「はい!」
「じゃあな。サイト」
そうして俺は庭に向かった。
庭にはすでにタバサがいた。キュルケも一緒にいるようだ。
「遅れてすまない」
俺はタバサに謝る。
「大丈夫」
そうタバサが言った後、キュルケが
「へぇ貴方がタバサの使い魔ね、素敵な殿方じゃない。貴方お名前は?」
「俺はアルウィン・ルベルだ。アルでいい」
「あたしはキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。キュルケでいいわ」
「わかった」
「ねぇ、貴方異国のメイジって噂があるけど本当なの?」
「魔法が使えるという意味ではメイジだが貴族ではない」
「そう、なにか複雑な事情がありそうね」
「……」
「聞かないほうが良さそうね。これ以上話してくれなさそうだし、じゃあ教室に行きましょうか」
コクリとタバサが頷き、俺たちは教室に向かった。
教室に着いた俺たちは席に座って授業が始まるのを待った。
そういえばシルフィード……今はまだイルククゥか、今日は見かけないな……
少しした後、ルイズが入ってきてサイトは床に座らされていた。
……ふむ、あれではだめだったか。
少しづつ変わっていくのは良いんだが、あれは早く改善した方が良いと思うな。
その後、シュヴルーズ先生が入ってきた。
「皆さん。春の使い魔召喚は、大成功のようですわね。このシュヴルーズ、こうやって春の新学期に、様々な使い魔たちを見るのがとても楽しみなのですよ」
先生はその後、周りを見渡しサイトと俺を見る。
「おやおや。変わった使い魔を召喚したものですね。ミス・ヴァリエールにミス・タバサ」
先生がそういった後、教室中がどっと笑いに包まれた。
「ゼロのルイズ!召喚できないからって、その辺歩いてた平民を連れてくるなよ!」
ルイズは立
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