初日の出来事
[1/5]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
朝、日が昇ると同時に起きる。プ二ムは礼を言って還した。
生前、厳しい祖父に毎朝、剣と体術の鍛錬をさせられていたので早く起きてしまった。
まぁこの体に早くなれないといけないし、外で色々試してみよう。そう思いタバサに言ってから行こうとするが、ぐっすり寝ていたので起こすのは悪いと思ってそのまま外に出た。
剣はいつも通り使えた。ただ西洋の剣はまだ慣れない。体術に問題はなく、槍と弓は以前教えてもらったことがあるので大丈夫だった。
斧は自分には少し合わない気がした。これから使う機会あるかどうか……
銃は試して見ようにも音が問題だったので、その問題を何とかするまで試すのはやめることにした。
杖は魔法の補助と色々とごまかすために使うこともあるだろう。
ディスガイアの技でいくつか試せるものは試したが(固有技含む)
今のところディスガイア風にステータス表示するとこんな感じだろうか?
拳 S(魔拳ビックバンなど試せなかったのもあるがなんだかできそうだ……)
剣 S (同上)
槍 A (以下略)
弓 A
銃 ? (試せなかった)
斧 C
杖 S
魔法の方だが、最初から最高クラスのはできないらしい。練習してれば近いうちに使えそうだが。精霊からアドバイスをもらえるから助かっている。
さて色々試せたしもうそろそろ帰るかな。
部屋に戻るとタバサはすでに起きていた。
「どこに行ってたの?」
「外で少し鍛錬をしてきた。習慣なんだ」
「そう、でも一言言って欲しい」
「タバサがぐっすり寝てたから起こすのは悪いと思ったんだ」
「それでも」
「わかった。次からはそうしよう」
それからタバサは着替えるというので俺は部屋を出た。
そしてその後、食堂に向かう。
「タバサ、俺は貴族の食事の仕方なんて知らない。後、俺は平民の食事でもかまわない」
「わかった、貴方の分を頼んでおく、食堂の裏にある厨房の方に使い魔たちが食事するところがある」
「わかった」
「食事の後、庭に来て」
「あぁ」
そして俺は、タバサと別れ厨房に向かった。
厨房らしき建物を見つけた。
「……あれか」
建物の入り口に着くと、中にいた黒い髪の少女がこちらに気づき
「何か御用でしょうか?」
(シエスタだな……もう会う事になるとは)
「あぁ、厨房に行って食事するように言われたんでね」
「失礼ですが……貴方がミス・タバサの使い魔ですか?」
「あぁ、そうだが。噂にでもなっているのか?」
「ええ、すごい噂になっていますよ。使い魔が複数召喚されたり平民が召喚されるのは初めての事ですから。それに……ミス・タバサの使い
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ