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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
闖入劇場
第八五幕 「Feather Girl」
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のだ。半保護者の私がこれでは本当に格好がつかない。
「・・・そっか。じゃあ私も早く“本当の欲しいもの”を見つけよっと。先ずはスタートラインとゴールを定めないとね」
「ふふ・・・きっともうすぐ見つかりますわ。それまで風に吹かれて飛びなさいな、風に流され行き先の定まらないフェザーガールさん?」
「うぐぐ・・・なんか上手いこと言われた気がする!っていうかフェザーガールは止めてってば〜!!」
意地の悪い友人にからかわれながらも私は決意を新たにした。
羽は風に流されて、宙を舞うだけだ。重力に惹かれればいつか落ちる。
だから私に必要なのは、羽ばたく翼。乗るべき風を見定めて、いつかは自分の望む場所へ。
そのために―――
「とりあえず水着買って今を楽しもう!もう羽娘は気にしない事にしよう!今、私がそう決めた!」
「刹那的ですわね・・・まぁそれも
天邪鬼
(
あなた
)
らしくていいのかもしれませんが」
佐藤稔は止まらない。それだけ定めていれば、案外うまくいくのではないかと思うセシリアだった。
ちなみに周囲は、隣にいるのがセシリアであることから「あれひょっとして佐藤さんじゃね?」と疑問を抱いていたが、目立つサングラスの所為で普遍的な普通さが阻害されていたため確信には至らなかった。彼女にとっては目立つことこそが真のカムフラージュなのである!
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