3話
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かだった。こっちが避けるのを楽しいでいるようだ。
「はぁはぁっ」
それから30分、急所にこそ当たっていないが全身傷だらけであった。 おかしい!こんな結界があれは高町達が気づくはずなのに…
「その顔は誰かが助けにくるのをまっている顔だな。だが助けなんてこないぞ。それどころか気づいてすらいないだろう。それが魔法関係者であっても」
「………」
どういうことだ…こんな結界があるのに気づかない?
「お前が魔法関係者だろうがなかろうが無駄なことだ。このロストロギア《遮断する壁》がある限りこの結界は誰にも認識されない。」
「ロスト…ロギアだと」
なんでこいつはそんな物持ってんだ!だが、本当なら助けはこない「考えごとしてる場合か!」「がっ!」
考えごとで動きが鈍ったところで魔力弾が脇腹に命中する。
「この…野郎」
くそ、立ち上がれない。このままだと殺られる。
「ちっ気を緩めやがって 当てちまったじゃねか」
その後も動けない俺はいたぶれた。
「………」
「動く気力はもうないようだな………そういえば目的を聞いていたな?冥土の土産だ、教えてやるよ。神谷 剣って奴をしっているか………」
「俺…ごほっ…クラス…メートだ」
今さらなので正直答える。
「そうか、だがその様子から見るに大した知り合いではないな」
俺の様子から読みとったのか男は哀れんだ目でこちらを見る。
「俺の目的は復讐だ」
「復…讐?」
「俺はある組織の一員でな。すこし前に管理局に組織を潰されたのさ。その作戦の前線で俺らを吹き飛ばし、ボスを逮捕したのが神谷 剣だ」
「なら…なんであんたここにいる」
その話しが本当ならこの男はここにいるはずがない。
「簡単さ逃げ切ったからさ、正確にはアジトから逃げたところで神谷 剣に追いつめられたが…嘘八百ならべて同情させてやったのさ!」
男はさも愉快そうに笑う。
「ひゃっははは!おまえにも見せてやりたかったぜ!同情した隙をついて俺が逃げたした瞬間のあいつの顔をよぉ」
恐らく信じられないって顔をしてたんだろうな。
「逃げ切った俺は思った。あいつのイケメンが絶望に変わる瞬間を見たいっな!……そこで考えたのさ。あいつの友を!女を殺してやればいいってな。だが、あいつの周りの仲間達は最低でもAAランク。俺には殺せそうにない…だからあいつの故郷、この第97管理世界に来たのさ!この世界なら俺に殺せる奴はいくらでもいる!」
ゲスな考えだが高町達を狙うより、よっぽど現実的だ。だが…こいつにこの世界にいる神谷 剣の友人を見分けることはできないはずだ。
「その顔は気づいたようだな。確かにあいつの故郷の友人はわからねぇ…なら、手当たり次第に殺ればいい」
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