第二章
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美味しいわ、けれどね」
飲みつつだ、私は笑みをさらに強くさせて答えた。
「二年後はどうかしら」
「二年後の味ですか」
「ええ、これはどうなってるかしら」
「さらに美味しくなっていますよ」
マスターは笑顔でこう言って来た。
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