プロローグ
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俺は白い空間に立っていた。
高校の帰りに事故で死んだ。それは覚えてる。となると、この白い空間は死後の世界か?
周りを見回すと一人の白いローブのような服を纏った男性がこちらを見ていた。
「あなたは神様でよろしいですか?」
「ほぅわかるか?」
勘でいったが当たったよ。
「ええ。何となくですけど。それで神様ともあろうお方が俺になにかごようですか?」
「貴様には転生してもらう」
「転生…ですか?第2の人生が送れるのはありがたいのでぜんぜんOKです」
「他の者逹とは違い。貴様は説明が楽で助かる」
他の連中は神様になにいったんだろ?
「それでどんな世界に転生するんですか?」
「魔法が存在する世界だ」
「魔法かすぐに死ぬような世界ではないです…よね?」
「そこまで危険な世界ではない」
良かった。マジで良かった。
「…能力はもらえたりしますか?」
「このくじ引きを引け。当たりが出れば能力が書いてある。」
「あっはい…げっはずれだ」
俺の引いたくじには[無し]と書いてあった。
「はずれを引いたか。残念ならがら能力はやれん」
「まぁ仕方ないですね」
変な能力もらうよりましだな。
「あっ転生者って他にもいますか?」
「貴様をいれて10人いる。能力持ちは3人だ」
意外と多いな。でも能力持ちはその内3人。当たりの少ないくじ引きだったらしい。
「転生する前に貴様に聞かせなければならないことがある」
《一つ一つの世界には条件があり、その条件を見たさないものを廃する力を持っている》《世界はただ廃するだけでなく、条件を満たすチャンスを与える。それに反した者にのみ廃する力を振るう》《しかし、力には限界があり、それほど強いものではない》
「今のは?」
「転生するものに聞かせる決まりのものだ。しっかり覚えておくのだぞ…それでは転生してもらう」
「ちょっ!待ってください」
そう言ってる間に俺の体は光始めた。
「すまん「え?」能力を持って転生させてやれなくて………すまん」
その言葉を最後に俺は転生した。
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