Sの過去・和解と強化
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ついでに、フィリップが想定外の荷物の重さにグロッキーになっていたことを追記しておく…。
そして、しばらく時間が経過し作業は終了。拾い部屋に置かれた立派なソファーに子供たちはなだれ込む。ただ、クロノのみは会いたい人物がいるとのことで、この場にはいない。『彼女~?』という翔子の質問に対し、母であるリンディは『親友よ。勿論、男の子ね。』と回答。このあと、フィリップが『では、彼氏…つまり、あの年齢でボーイズ…』ととんでもないことを(しかも、母親の前で)言い出したので翔子は実力公使で彼を黙らせたのであった。
「にゃはは…翔子ちゃん、フィリップ君のことになると容赦ないなの…。」
それを、他人事視線で見てたなのは…。彼女にもまた、悲劇が訪れる…。
カブッ
「にゃあああああああああああああ…!!!!!!!?」
「なのは!?」
突如、尻に走る激痛…。気がつけば少女の尻にファングメモリが噛みついていた。うっかり、尻に敷いてしまい元々懐かれてすらいないから逆鱗に触れたのであろう。
「うふふ…大変ね。」
リンディはそれを見ながら笑っていると外から呼び出しがかかり、子供たちのみが取り残されてしまった…。
そんなこんなしているうちにファングはどこかに行き、翔子もフィリップの加工を終え、『ふう…』と溜め息をつく…。なのはもまだ、涙目だったが翔子は彼女に視線を向ける…。
「なのは…」
「…?」
「周りも落ち着いたし、聞かせてくれない?……『なのはが経験したこと』について…」
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一方、マンションの外では…
「悪いな、こんな所まで…」
「良いんだよ。僕が勝手に父さんについてきただけだから。」
クロノが同い年ぐらいの茶髪の少年と話をしている…。少年はどこかのお坊ちゃまな雰囲気を出しているがキリッとしているその姿はクロノと同じものを感じさせた。
「また、顔を出すよクロノ。」
「ああ…バイオリン楽しみにしてるよ、タイガ。」
そして、別れる2人…
この少年が成長し、また彼の物語を刻むのは別の話…。
←to be contnued…
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