Sの過去・和解と強化
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
第1ランク護送室…
『があああああ!!!!!?』
1人の女性から大量の触手が伸び、部屋の一帯を覆っていた…。
『フフッ、中々これは骨が折れますね…』
そこにはウェザー・ドーパントの姿もあり手元で何か端末機を操作している。
バタン!
「!…これは!?」
『これはこれは…クライド執務官殿に管理局の白衣のエース、宗吉ですね?お会い出来て光栄です。』
そこに扉を突き破りやってきたクライドと宗吉。クライドはその惨状とウェザーに驚く。
「貴様…『財団Z』の関係者か…?」
『まあ、そんな所です。元エースさん?』
宗吉はウェザーを睨みつけながら懐のスカルメモリとロストドライバーに手を伸ばすがそれを途中で止める。クライドが隣にいるからだ。
「デュランダル!」
『オーライ!』
それに気がつかないクライドは自身の杖型のデバイス、デュランダルで氷結系の魔法を発動。そのまま護送室の凍結を試みるが…
『寒いのは嫌いなんですよ。』
ゴォウ…!!
ウェザーは炎を発動させそれを阻止。
「ジゲン!アクセル・シューター!!」
バキュン!
『無駄無駄。』
宗吉もジゲンから魔力弾を放つがウェザーには傷1つ付けられない。
『邪魔しないでくれます?』
「ちっ!(魔法では限界か!」
やはりこのままでは歯が絶たないと判断した宗吉はロストドライバーに手をかけ装着する。
「クライド…すまない!」
『スカル!!』
「宗吉?」
「変身!」
『スカル!!』
そして、仮面ライダースカルへと変身する宗吉。これにはクライドもウェザーも驚愕する。
「さあ、お前の罪を数えろ!」
スカルはそのままウェザーに殴りかかり壁に押しつける。
『良いんですか?このままだと船の制御が持っていかれますよ?』
「何!?」
ウェザーの言葉に反応し、壁を見れば確かに闇の書から生える触手が壁に食い込み侵蝕していき警告表示が至るところで出ている。
「デュランダル!!」
クライドもデュランダルで凍結魔法を試みるが侵蝕の勢いは止まらない。
「クライド!ここは中からの手動で切り離せる!それを機動させてお前は脱出しろ!」
「宗吉!そんなことをしたらお前は…」
「俺は大丈夫だ!早く……」
『余所見してる場合じゃないですよ?』
クライドに向け必死に叫ぶスカル。しかし、ウェザーからの妨害は激しい。
「くっ!」
それでも、クライドは脱出用のレバーまでたどり着き暗証番号のキーを入力するとそれを思いっきり引っ張る。
ガコン!!
そして、嫌な音と共に重心がずれていく部屋…。部
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ